#29 「ジャンプ」よりも「まんがライフオリジナル」
無料で漫画がたくさん読める時代になりましたね。(違法アップロードではありませんよ 汗)
ニコニコ漫画
ジャンプ+
サンデーうぇぶり
マガジンポケット
マンガUP
などなど…
毎日楽しみにしている作品が待っていることは、日々を生きていく上で少しでも明日を迎えることをポジティブに考えさせてもらえます。
私が好きなジャンルの漫画はいわゆる「日常」系でして、あまり「何かを倒して世界を救おう!」的な漫画はあまり全巻揃えるまでハマったことがありません。(唯一揃っているアクション・バトルマンガはソウル・イーターくらいですかね?この作品はハマりましたね)
昔からみんなと読んでいる漫画雑誌の種類が違って、小学校の頃にみんなが「コロコロコミック」を読んでいた時に学校で1人だけ「ブンブン」というポプラ社が出している月刊漫画を読んでいました。
ブンブンはほとんど下ネタや大コマのギャグの作品ではなく今思えばシュールなギャグを日常に混ぜた作品が多かったです。「少年ダンディ」という作品では小学校3年生エルビス・プレスリーみたいな顔と髪型で3頭身くらいの身長のダンディ君が学校で担任の先生と繰り広げるギャグ漫画なんですが、小学生向けの漫画雑誌なのに全部劇画調で筆ペンみたいなペン入れをされており、ダンディ君が学校の普通の生活をダンディにして先生に強めにツッコミを入れられる。みたいなことをずーっと繰り返す日常ギャグを繰り広げるんですよね。
別にダンディになった悲しい過去なんて全く語られず、いかに小学生の日常をダンディにしてみたら面白いかを考え抜かれた作品を作られていたんですよ。
普通そんな縛りで淡々と日常を描き続けるて難しくないですか?
現在は私は「まんがライフオリジナル」という漫画雑誌を買っています。
これも全部日常系の漫画しか入ってないのですが、20年とか連載している作品などもあるのですよ。
20年間、戦いもぜず、正義も語らず、能力的な成長もあまりぜず、オチのある話を20年間作り続けらるのってすごいことだと思いませんか?
ジャンプ作品のように目的のある作品は日常系に比べ達成した感動や伏線回収での驚きなどをもたらすのが魅力的です。
対して日常系は、普通の日常を角度を様々かえてオチをつけて長い間連載する、これも同じくらい実はすごいことだと思うんですよ。
これって実は人の人生にも重ねられると思ってですね。
確かにジャンプのような駆け抜けていく達成感のある人生に憧れると思うのですが、みんながみんなそんなスーパースターな人生は無理なんですよ。
しかし、いつもの日常が角度を変えるだでいつでも面白い日常になることができれば、人生とても幸せに楽しく生きていけると思うんですよね。
私は長く人生を楽しむなら、ただの日常を楽しいと思える考え方を持つと一生退屈しないんじゃないかなーと思います。
皆さんもまんがライフオリジナルをぜひ読んでみてください。