アルトデウスBC VRムーブメントって?
8月13日22:00にアルトデウスBC クラウドファンディング(CF)支援者900人突破を祝して、新しくプランが追加されましたね。皆さんはチェックしましたか?自分は支援しました()。
支援と言っても今回は物理グッズ販売の色も併せ持った新しい形のプランだったように思います。
(ここら辺のことは https://camp-fire.jp/projects/245574/activities/191434 や https://note.com/tokimekishiken/n/n9b87371197bb に思いが書いてあるようです)
CAMP-FIREのには制作陣による興味深い活動報告がいくつも投稿されています。それらを眺めつつ、今回のCFのタイトルにある『日本中でVRムーブメントを起こすゲーム「アルトデウスBC」』の言葉の意味について、思ったことを書こうと思います
VRムーブメントってどんなものだろう
ムーブメントという言葉を聞いて自分の目に浮かぶのは、そのこととは特段、近しくないような人も自然体でそのことについての話を目にする光景。
つまり今回は、VRに特別興味がない人も日々新しい情報を目にする状態。というわけだ。
ここで”新しい”としたのは
【開発レポートvol.4】VRゲームがオリジナルのYouTube番組を制作するワケ
から。捕捉として、ここでいう新しいというのは”量の確保”と”復習”を目的とするものなので、情報の内容自体が新しくなくても切り口、表現が異なっていればいい。つまり開発者や企業と言ったコンテンツの供給者側からの情報に限らず、コンテンツ体験者やコンテンツプレイ動画視聴者などの消費者の感想でもかまわない。
人々がVRについての情報を日々目にするようになれば、これは文句なしにムーブメントだろう。
VRムーブメントが起こるとどうなる?
VRムーブメントが起きた世界は今とどう変わっているだろう
日常的に話題となればコンテンツの消費者間で感想や新発表情報への憶測などの情報が生まれ、それらがまた人の目に留まる状態になっている。
こうなれば当然、コンテンツの供給者も増え多種多様なVRコンテンツが生まれるだろう。この時に自分が一番期待している効果は、この増えた情報をまとめ伝えてくれる、メディアの興味を惹けることだ。
ここで話は変わるが、自分のちょっとした悩みについて。(この悩みはある程度共感してもらえる気がします。)
自分はすでにVR機器を複数台所有しており、知人への布教も数回成功している(もちろん東京クロノスは買ってもらってるし、布教の際に心強かった)。
ただそんな布教の折りに毎度悩むことが
「この人はこの先自分の気に入る第二第三のコンテンツを自力で見つけられるだろうか?」ということ。
現状新しいVRコンテンツが発表されたとしても、それらは意識して拾いに行かないとなかなか手にできない。第二第三のコンテンツを見つけられなければ、彼らはいずれ飽きてしまい、VR機器の購入を後悔してしまうかもしれない。そんなことを思い悩んでいます。
話を戻すと、VRムーブメント下では、あふれる新情報をメディアは手にしやすい形で提供してくれるだろう。こうなれば上のような悩みは心配なくなる。その時には一層自信をもって知人たちにVRを勧めることができる。
このことを期待して、VRコンテンツを紹介するメディア情報が出回ることを願っている。
ちなみに自分はVR機器を勧めるというと、思い出す話がある。
この話自体には強く同意したが、これは「今から始めて、無駄になることは無い」的なことかなと。購入にかけた金額に見合う分だけ楽しめるものが手に入る環境かと言われると、なかなかそうだとは言いづらい現状を感じる...
VRムーブメントを起こすにはどうしたらいい?
それが分かったら苦労はない。
が、ここまでまとめてみて「ムーブメントを起こすにはムーブメントが必要」という考えに落ち着いている。
というのもムーブメントは、その大きさを測る指標はあれど、発生の明確な区切りはなく、人を巻き込んでいく情報のスパイラル(渦)だからだ。
その渦の大きさは最外の円周長で知れる。つまりそのことに興味がない人の目にどれだけ触れることがあるか。ということ。
そしてムーブメントがムーブメントを起こすというのは、円周上で情報に触れた人が渦に巻き込まれ、また新たな情報を生む存在となっていくからだ。
(こうして外周が遠くなり渦の輪郭を失い、大きな海流となった時がVRの無くなる日……かもしれない)
ではVRムーブメントを起こすのに必要なのはどんな行動か?これは単純に、現状VRに興味がない人にもVRに係ることを伝えていくことだ。しかしこの時に重要なのはVR以外の魅力でもってアプローチすること。
既に”VRだから”プレイする人には十分その魅力は伝わっている。この先”VRであっても”プレイしたい人や”そもそもVRを知らない”人にも魅力的にコンテンツを伝えなくてはいけない。
この夏休み期間で目にした MIKU LAND GATE β や ポケモンバーチャルフェスト は正しくそのIPブランド力をもって様々な人の関心をxRへ向けさせた。
(こんな話がいくつも出てくる)
こういう事件がVRムーブメントを加速させるのに重要な役割を持っていることは明らかだ。
じゃあアルトデウスBCは?
ではVRムーブメントを起こすものがアルトデウスBCである必要はないのでは?
そうは思わない。もちろんVRムーブメントとまで行くにはアルトデウスBCだけでは足りないのかもしれない。
しかし、ムーブメントを起こす中にアルトデウスBCはなくてはならない。
なぜならアルトデウスBCが、東京クロノスが、VRから生まれたものだからだ。
一つのコンテンツだけでVRムーブメントを起こすことは困難だが、VRムーブメントには必ずVRで生まれたコンテンツが必要だ。
ムーブメントの中にその領域内に根源を持つものがあってこそ、その領域の名を冠したムーブメントと言える。独立した発展があると言える。それがなければ、その渦は巨大なものが動いた時のカルマン渦のようなものだ。副次的に発生し、それ以上大きくなることなく消えてしまう。
自分はアルトデウスBC第0回共犯者ミーティングで、制作陣にはVRであることがアルトデウスBCをプレイする動機にならない、寧ろ障壁と感じるような人々、VRに対して贔屓目よりも、むしろ懐疑的な視線を持つ人々にも受け入れられるようなものを作り上げ、ガチンコで好評をとりに行く。という心構えを感じた。
これはアルトデウスBCがVRの目新しさに頼ったものでなく、純粋に面白いゲームとして成り立っていて、その上VRの表現の可能性を活かしきったものだと自分に確信させた。疑うことなく、VRという目新しさに興味がない人にも勧められるものだと自分は確信した。
そしてアルトデウスBCのCFタイトルを見てみると…
日本中でVRムーブメントを起こすゲーム「アルトデウスBC」制作プロジェクト起動!
そう、このCFの成功は目標金額の達成にあらず。日本にVRムーブメントを起こすこと。そのためにこのCF運営は動いている。
つまり言いたいこと
アルトデウスBCのCFは、アルトデウスBCの為だけのものじゃない!
本当にVRムーブメントを起こすつもりだ!
どうやって起こせばいい?アルトデウスBCのCFを楽しみ尽くせばいい!
VRムーブメントのうねりはもうそこにある!
とまぁこんな感じですかね。