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ブルリフを布教せよ/RTAinJapan:BLUE REFLECTION
前回(2年前)の様子。前日譚として置きますが以降の内容に全く関わらないので読まなくていいです。
DAY2のトリ、BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣を走ったchang.sです。
手短に裏話や諸々の想いを書いておきます。
応募について
(ブルリフのコアなファン向けの部分です。飛ばしてもいいです。)
このイベントは一人2タイトルまで、1タイトルにつき2カテゴリの制限があります。その上で今回応募したのは、「幻/EASY」のみです。
私のことをご存知の方は、「幻…?帝じゃねぇのか?」と思うかもしれませんね。それもそのはず、スペック的に劣勢なPS4でPC勢を全員薙ぎ倒してブルリフ界隈に殴り込んだ者として、帝も出してるほうが自然ではあります。
一年間で身内のイベント(草)をメインにブルリフRTAを出していた訳ですが、その中で「帝は喋りにくい」という結論になりました。というのも、RTAの性質上、ストーリーはスキップし、デートはほとんどしないせいで、「きらら、美弦、詩」がほぼ画面に映らない状態になってしまいます。そんな状況でそれぞれのココロトープの中でストーリーのおさらいをしても、「誰のことを言ってるんだ…?」となることを危惧したのが最大の理由です。要は分かりにくいということです。私の目的は布教なので、ブルリフの良さの一つであるヒロインとの絡みを見せる点でまず幻がリードしました。
カテゴリの問題もあります。帝のメジャーカテゴリは全編のAny%、配信制限がある時代での実質全編だったChapter7の二つです。一応全実績もありますがあれは14時間かかるので論外、Allステルスはネタカテゴリなのでたぶんイベントに出てきません。
Chapter7は一番人がいるカテゴリではありますが、そもそも最後まで見せられないので、布教の面ではあまりイベント向きではないと感じています。じゃあAny%をとなりますが、ボスラッシュ中とオリジンの移動時間が冗長になってしまうのと、Chapter8から戦術が一辺倒になる様子は見てて面白いのか…?と思っている私としては出しづらくなっています。まぁこれ幻にブーメラン刺さるんですけど。とはいえあくまで私の感想であり、視聴者の方からしたらメイン+ボスラッシュをノーミスで駆け抜ける様子は面白く見えるかもしれませんね。このへんプレイヤーと視聴者で感覚の差があるかもしれないので、世間からそんなことないよ!ってプッシュがあれば何か変わったかもしれません。
解決案として、「Any% Unrestricted」なるものを新設することは考えています。Unrestrictedは無制限の意で、ここでは「バグ仕様制限解除」ということになります。バフの密輸と壁抜けが使えるなら絵面のインパクトを誤魔化せるんじゃ無いでしょうか(適当)
あとは脳筋MUSTDIEブン投げるかのどちらかです。どちらにせよ故郷のEASYを採用することにはならない気がする。
出走まで
解説選び
当選前の段階から、解説はNoalga(ノア)さんに投げることを話していました。
出走できるとしてもゲーム的に深夜枠になることは明らかで、何となく1〜3日目のどこかに入れられそうな予感がありました。RiJといえども仕事納めの関係でこの期間はあまり人が来ないのは知っているので、刺さる人に刺さればいいやの緩い空気でやるのがちょうど良さそうという考えに至りました。
それなら普段から通話で殴り合っていて、続編の帝の走者(やらせた)であり、ブルリフそのものにも詳しいノアが適任だろうと。まぁ私の周りでブルリフRTAの解説頼めるのがここしかいないんですけどね。
もちろん私単独という択はありません。
事前準備
冒頭で打ち合わせをしていないと申し上げましたが、流石に原稿は作っており、ストーリーとRTA部分の解説で計2万字くらいのものを渡してます。
深夜ラジオのノリで3時間やるのは慣れているので、リハーサルの類いはやらないということで合意。向こうがEQUALINEの走者、ファミコン世界大会の解説があるのでこっちからの負担は減らそうかなぁと。まぁ俺達ならやれるとお互いに思っていたのではないでしょうか。
なお、2年前と同じく私自身の原稿は何も用意していません。
原稿の方針
布教を目的とするなら、このへんは意識しようと思った部分です。
・RTAを見せることが目的ではなくブルリフの布教が目的
・ストーリーは大枠だけ話す
・ストーリー解説しても視聴者は1時間もしたらどうせ忘れる
・このRTAに難所はない
この前提を踏まえ、我々は必要以上に話さず、目立たない。置いてけぼりにならない程度にストーリーを補足し、ブルリフの世界観を引き立てる立ち回りをしることにしました。重度のファンが好きそうな(偏見)真新しい新解釈とか突っ込んだ解説はするつもりは毛頭ありません。ここコミケとかpixivじゃないので。
着替え、シャワー、入浴シーン、菅本しほりはチャット欄がそっちの話題に流れそうなので重点的に解説内容多めに用意し、話し続けるようにしました。チャット欄だいぶ消されたっぽいので無駄な抵抗でしたけども。
当日
私の経験値はカンスト済で今更練習することもないので、身内の出番を見つつ遊んでました。steamの環境設定合わせましょうね〜くらい。この時点で会場PCが軽いことには気づいていました。
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DAY2は身内の鯖から4タイトル出走でした。バグだろ。
![](https://assets.st-note.com/img/1735369930-GcB9yAqsvVELNk1dF7zraY3o.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735412930-FzbhGCoUKtA6InOvlc1ZV4dB.jpg?width=1200)
本番で流れたらアーカイブ出なくなるかも(恐怖)
出走
直前に公式の方に見つかりました。出走前で気づいていたのは作曲の「アサノハヤト/浅野隼人さん」。終了後に気づきましたが、キャラデザの「岸田メル」さん、原種デザインの「Yocky」さんにも見つかっています。キャスト陣などは分からないけど実質全員じゃねぇか。
それぞれからTwitter上で制作秘話の裏実況が入っていました。許諾取るの面倒なので内容は直接載せませんが気になる方はどうぞ。
会場にお越しいただいたブルリフ民の方もいらっしゃいました。私には界隈との繋がりが無く、ブルリフの話をするというのも無かったので新鮮で楽しかったです。
所感
・プレー
運腐り気味だったけどよかったんじゃないの?
・解説とのやり取り
前日は解説ん家に泊まってアップ(頭の悪い会話)をしたのでいつもの不仲ラジオができました。
ノアが頭から抜けてそうだなぁーと感じた時は補足入れてました。
締めの宣伝で「帝から始める方がオススメ」と言ったのは理由がありまして、もちろん幻からやって欲しいのは山々ですが、やろうか迷ってるくらいの人に幻→帝の順で通らせた結果、ゲームシステムの粗が祟って幻の段階で積みゲー送りになる可能性を危惧したからです。
要はこのRTA見てブルリフやってくれるような人への働きかけは要らないと踏み、やろうか迷ってる人間をより確実に沼に落とすため、帝を推したという意図です。私が帝→幻で履修しても十分楽しめたというのも理由です。
出走後
twitchのアーカイブとか諸々見た感じ、けっこう好感触だったんじゃないでしょうか。映像やサウンドを引き立てるようにしたのが正解だったかも?
曲に興味を持った方に対して、ファンがBGMのタイトルを都度書いてくれるので、解説しなくてもよくなりました。ありがとうございます。
なお身内鯖でも好反応でした。たぶん布教成功
・完走ツイートを起点にしてインプレゾンビにフォローされまくったのでTwitterID変えました。Youtubeのアーカイブのリンクから私のページに飛ぼうとしても存在しないアカウントと出ます。イーロンを許すな。
・もう少しブルリフ界隈と接触しようとおもいました
・1月初週くらいまでsteamセール中です。幻が75、帝60%とバグみてぇな価格でお楽しみいただけます。
・チャットで特に評価されていたBGMに関連して、サントラも販売されています。極論これだけでもいいので聴いてね。損しねぇから。
ブルリフ民のみなさまへ(はぁと)
弁明タイム
ブルリフ界隈で喝采を受けるのはイラスト・小説などの創作活動であって、RTAがほぼ見向きもされないのは重々承知しています。界隈の方がブルリフに向ける情熱や愛が深いのは見りゃ分かりますし、だからこそストーリーを読まずにひたすら回し続けるRTAが受け入れにくいというのも理解しています。ましてやブルリフ方面に全くと言っていいほど人脈が無い上に、某実況シリーズでブルリフを知り、界隈からどう見られているのかも分かったもんじゃないクッソ汚いwikiで育った私がTLを賑わせるのは、「誰お前」と切り捨てられてもおかしくはないと思います。
ブルリフとは接触する可能性が無かった層にこのコンテンツを紹介できたということでお目溢ししてもらえませんかね…?