救急救命士勉強法。読まないと数年間を無駄にします。(宿題あり)
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改めまして、この度は購読ありがとうございます。
本記事は、
救急救命士国家試験「合格」に向けての勉強法(マインド含む)についてまとめました。
読んでいただけたら、
「勉強へのアプローチ」、「救急救命士国家試験合格までの最短最速の道筋(ロードマップ)」が明確となります。
私自身で学ん知識、経験等を踏まえ、全てこの記事にまとめました。
救急救命士国家試験合格へ必ず役立つと思います。
(学習始めたてのかた向けではありますが、すでにある程度学んでいる方にとっても有益な情報となっています)
記事は第1章~第7章に分け、お伝えさせていただきます。
章ごとに記事の最後に、宿題を課せさせてもらっています。
宿題完了後に次の章を読み始めるのもいいですし、一度記事を全て一読してからでも大丈夫です。
ご自身にあった使い方をしてみて下さい。
では、さっそく行きましょう!!!!
第1章 全体像を理解する
まずは、
救急救命士国家試験(以下「国試」という)について全体像を理解することが重要です。
全体像とは、
国試受験においてどんなことが重要で、どういった段階を経て勉強していくのが最適なのか、戦略を練りそれをまず理解することです。
これが非常に大切です。
これからその戦略を一つ一つ解説していきますね。
第一にやることは、
テキストの目次(分野、項目)を把握することです。
「今後、記事内での言葉の意味合いは以下のとおりとします」
■分野→救急救命処置概論、救急病態生理学、救急症候学、外傷救急医学などのこと
■項目→、神経系、ショック、頭痛、頭部外傷などのこと
なぜ、これらを把握することが大切かと言うと、頭の中にテキストの目次(分野、項目)を入れることにより、テキストを読んでいて内容の理解が早まり、理解度も深くなるからです。
これに関しては、
中田敦彦さんのYouTube大学の「読書術」編が非常に参考になります。
簡単にいいますと、通常の読書の際においても、目次を頭の中に入れずに読むのと、目次を頭の中に入れて読むのとでは内容の理解度が全く違います。
これは救命士の勉強においても通ずるところがあり、まずはどのような分野、項目があるのかしっかり把握し、頭の中に入れときましょう。
理想は、テキストに見ずに分野の順番がわかることですが、最初のうちはなんとなくでも大丈夫です。
例えば、
「胸痛」について調べたいとき、「胸痛」について書かれている分野はどこなのか?
答えは、「救急症候学」の分野の中に書かれています。
ちなみにテキストの分野の順番は、
「社会と医療→健康と社会保障→人体の構造と機能→疾患の成り立ちと回復の過程→薬物と検査の基礎知識→病院前医療概論→救急救命処置概論→救急病態生理学→救急症候学→疾病救急医学→外傷救急医学→急性中毒学・環境障害」となっています。
これがすぐにイメージできるかどうかが、
今後勉強していくうえで非常に重要です。
また、この分野、項目を把握していないと、調べたい用語や症候・病態などが出てきたとき、毎回キーワードを索引(テキストの最後のページ)することになります。
そうなると調べたいところに辿り着くまでに時間がかかってしまい、非効率です。
分野、項目が頭の中に入っている人はそもそも索引から検索したりしません。
(当時、索引を使っている人をみると、この人はまだテキスト全体を理解していないんだなとすぐ分かりました)
第1章はここまでとし、
次章から具体的な勉強法についてふれていきたいと思います。
{宿題}
☆テキストの目次(分野、項目)と睨めっこし、分野、項目を確認して下さい。
項目一つ一つ順番どおり覚える必要はありません。分野をおさえ、その分野の中にどういった項目があるのかじっくり眺めて下さい。
さらに、それをテキスト見ずに他者に伝えられるぐらい頭の中にたたき込まれれば完璧です。
第2章 まだテキストは読むな!
(隙間時間や出場帰署後に読むのはok)
さぁ、
第1章でお伝えさせてもらったことも理解したでしょうし、さっそくテキストを読み始めましょう!!!
いやいやいや、待って下さいっっ!!!
それは一番やってはいけません。
早くテキストを読み始めたい気持ちはわかります。
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