例えツッコミのススメ。
笑い。それは人々の生活を彩る重要な要素。
しかし、なぜ笑えてしまうのか、それを理論的に把握するのは難しいと思います。面白さというのは感覚的なものでなかなか論理的に説明することはできません。ですが、「こうすれば笑いが取れるな」といったウケを狙う手段を具体的に考えることはできると思います。こうやってクソ真面目に笑いを考察するやつ、一番おもんないと思う。
笑いをとる手段の具体例として挙げたいのは例えツッコミです。
例えツッコミ。最近すごい面白いなって思います。手軽に実践しやすいし。
例えツッコミの存在は昔から何となく把握してたんですけど、意識しだしたのは最近です。きっかけは『チャンネルがーどまん』というユーチューバーの動画を見たことですね。
チャンネルがーどまんの魅力は企画の破壊力とトーク力だなと思います。彼らの企画は一線を越えています。メンバーは三人なんですがそのうちの誰かの私物をドッキリと称して実際に破壊し、その被害者をブチギレさせます。めちゃくちゃ野蛮。友達の家の壁に穴をあけたり、ゲーム機をぶち壊したり。モノを壊された方がブチギレて終わるのが毎度のオチです。
賛否両論あると思いますが、この企画は個人的におもしろいなあと思います。普段大事に扱うであろうものがぶち壊される瞬間ってすごく刺激的だなあって。あと物壊された側のリアクションも最高です。もはや芸人並み。
これだけだとトークに自信がないから体張ってるのかなって思いがちですが、意外とトークも面白いんですよ、これが。
そのトークを面白くさせてるのが彼らが得意とする例えツッコミです。
リーダーの名前はがーどまんっていうんですけど、この人のツッコミが面白い。ツッコミ紹介動画貼りますね。小太りなのががーどまん、グラサンがMY、カメラマンが山ちゃん。
ファンが作ってる動画です。ツッコミがまとめられて見やすいので貼りました。
この動画の中だと、
2:55の「平塚の走り方やん」
3:17の「クロおるやん」
3:43「スパイダーマン3おるやん」
6:30「え、PLの野球部?」
7:18「誰がナルト少年期」
9:30「え、忍たま乱太郎?」
11:15「ドクター・ヒルルク?」
11:47「政治家のトップか」
ここら辺がおもしろい。是非みてほしいです。
マンガ関係のツッコミが多いですね。個人的に「おいクロおるやん」が一番笑えます。漫画ワンピースの序盤に出てくるルフィの敵ですね。センスありすぎ。ツッコミの内容が分からないと笑えないから、がーどまんのツッコミは見る人を選ぶかもしれません。でも一般的な用語を使う例えツッコミでも十分面白いです。
例えツッコミは具体的であればあるほど面白くなります。漫画のキャラとかがいい例です。なかなか真似するのは難しいと思いますが。的確な例えだと、抱腹絶倒間違いなしです。
例えツッコミがなぜ笑いを生むのか。推測ですが、例えられたものが目の前に現れた時に感じる違和感が無性に可笑しいんだと思います。なぜ可笑しいのかは感覚的なものなので記事の冒頭でも言った通り説明しようがありません。
がーどまんはラッパーでもあるんですよ。頭の回転が速いわけだ。バトルラップでも結果残してるし、音源もなかなかいいです。
ツッコミだけじゃない、茶番も、ボケ続けるノリも、とぼけるノリも、僕は全部大好きです。こういうノリをやってくれる人が増えると嬉しいですね。僕好きなんで、こういうノリ。
がーどまんは僕のお気に入りのユーチューバーの一人です。
一番好きな動画。この動画は100%おもんない、でも900おもろい。
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