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糸端は切りっぱなしでOK?
先日こちらの記事でボーダーで編む時、糸替えをしたら毎回糸を切るのだろうか?という私の素朴な疑問を書きました。
今日はその続き。
「あること」を見つけたのでそのことについて書こうと思います。
もったいぶっても意味はないので、結論から書くと・・・既製品の靴下で、糸処理をしていない靴下を見つけたのです。
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こちらの靴下は私が愛用しているモンベルのウールソックス。
この内側を見ると、糸処理をしていません!
切りっぱなしです!
10年くらい前に購入したので、フェルト化が進んでいるからかもしれませんが、履き心地が悪いということはまったくありません。
むしろ今までまったく気がつきませんでした(笑)。
糸が細いからなのかな?
切りっぱなしなのに、変に思うことはありませんでした。
ということは、手編みの場合も、切りっぱなしでもOKかも?と思ってしまったのです。
目に入るところはキレイに糸処理をした方がいいと思います。
やっぱり美しいとテンションが上がりますし(笑)!
自分で編んだものでも、キレイな表面になってるとうれしいですよね。
だけど(靴下の内側のように)あまり目の届かないようなところは、あえてしなくてもいいのかなって思ったのです。
話は少しずれるかもしれませんが、たとえば編み込みの場合、裏に渡っている糸が気になる人もいれば、そうでない人もいますよね?
それと同じで、気になるレベルは人それぞれ。
気になるのであれば糸処理すればいい。
そうでなければ切りっぱなしでもいい。
むしろ下手に糸処理して表側に響くよりもいいかもしれません。
写真のように、端で糸を同じくらいの長さにカットするのであれば、統一感があるように見えますし、そういう方法もアリなのかなと思いました。
もしかしたら糸端が見えていたら絶対イヤだ。許せない!っていう人もいるかもしれません。
だから結局は「自分が納得する方法を選択すればいい」のではないでしょうか。
今回この糸端問題(笑)を考えているうちにあることを思いました。
手編みの場合は、そういう完璧じゃない(?)ところも含めてが作品なのではないかって。
既製品だって、特に海外製のものだと「ほつれ」があることもありますし、使ってるうちに出てくることもありますよね。
だから特に趣味で作っているなら、完璧にこだわらなくてもいいんじゃないかなと少し自分に甘く考えるようになってきました(笑)。
今回もはっきりとした結論でなくて、ごめんなさい。
これが今の私の気持ちです。