神谷浩史さんのBLCDを聴こう!
どうもこんにちは。BLCDをきっかけに神谷さんのオタクになったキャラメロです。
久しぶりにガッツリ聴き返していたら「BLの神谷さん(も)スゲー」と押し売りしたくなったので、2年ぶりにnoteを開きました。
(BL苦手な方以外は)とっくに履修済みだよ!!という有名作ばかりかと思いますが、筆者の好きな作品をシナリオ系統で分けてプレゼン。
はじめに
・シリーズ物はメインCPで出ている作品のみ記載
・全サ、特典系は除外
・ネタバレ無しのつもりですが好きなシーンや台詞を語っているものもあるので若干のネタバレはご容赦ください
15年以上前の作品がほとんどで新品購入が難しいもの多いかと。聴取方法は下記いずれかになると思います
・ポケットドラマCD https://pokedora.com/?store=bl(作品数少なめ)
・レンタル(大学時代、新宿TS●T●YAに毎週通ってCDを借りまくっていた。在庫潤沢すぎた思い出)(レンタルショップってまだある?)
・中古で購入(これがほとんどになるかと)
受け作品(11本)
神谷さんは受け作品の方が多いです。
(攻め:24 受け:81)
引用元:ちるちる https://www.chil-chil.net/voiceList/
思ったよりかなり多かった
刑事・裏社会系(3本)
VIPシリーズ(2006〜08年)
893若頭補佐×会員制クラブマネージャー
三宅健太×神谷浩史
3作品
①VIP 1 ブイアイピー(2006年)
②VIP 2 ―棘―(2006年)
③VIP 3 ―蠱惑―(2008年)
美人な青年が組の男に拾われて・・・から始まる裏社会BLの王道シナリオ。
「強気」「健気」「心が脆い」神谷さんがBLで演じることが多い属性全部詰まったような和孝さん。
1作目、冒頭の雨の中踊るシーンが無邪気で可愛い。そりゃ連れて帰りたくなっちゃうよ〜。毎作絡みもそれなりにあるけどカラッとしてて聴きやすい、と思う。
原作10作中、CD化は3作のみなので中途半端な所で終わってしまうのが少々悲しい所(完全に繋がってはいないのでそこまでモヤモヤせずには聴けるかと)
原作は新シリーズになって2023年現在も続いています。よろしくお願いします!!(1本目から原作イチオシ作品でした)
エスシリーズ(2005〜07年)
893若頭補佐×組対五課の刑事
小西克幸×神谷浩史
4作品
①エス 1(2005年)
②エス―咬痕― 2(2006年)
③エス―裂罅― 3(2007年)
④エス―残光― 4(2007年)
エス=スパイの事ですね。刑事ドラマでよくあるやつ。
BL要素除いてもシナリオが重厚で面白い!バディものが好きな人ならきっと刺さる!こちらは完結済原作が全てCD化されているという、BLCDとしてはかなり珍しい作品。ありがたい。
椎葉さんは刑事らしく凛としていてカッコいいキャラです。美人っぽさも。
最初に登場する絡みが「一人でして見せろ」というなかなかレアなパターン(パッと思いつくのはこの作品くらいかも)(一人でも上手すぎて聴き応え抜群)3作目ラストの病室シーンが、とても、泣ける・・・
フリトで事故から復帰された話題があって、時代を感じます。
すべてはこの夜に(2008年)
大学時代の元恋人同士(893になった男×借金苦の男)
鳥海浩輔×神谷浩史
めちゃめちゃに重いシナリオ。再会から徐々に過去が明らかになっていく展開なので、何言ってもネタバレになりそうで何を書けば良いかわからない・・・ながら聴きではなくじっくり集中できる時に聴くことをオススメします。
加持さんのモノローグが全体的にとても静かで、神谷さんの発音する「みなと」が心地良い。キャラ名に感謝。
あらゆるレビューでDisc2(高瀬右高さん×遊佐浩二さん)が良すぎると書かれているんですが、本当に良いです。こっちも激激重なので心が元気な時に聴こう。(死ねたあります)
日常系(3本)
慈英x臣シリーズ(2007〜17年)
新進気鋭の画家×長野県警の刑事
三木眞一郎×神谷浩史
8作品
①しなやかな熱情(2007年)
②ひめやかな殉情(2007年)
③あざやかな恋情(2008年)
④さらさら。(2008年)
⑤やすらかな夜のための寓話(2011年)
⑥はなやかな哀情(2011年)
⑦たおやかな真情(2012年)
⑧あでやかな愁情(2017年)
ご存知(?)じえおみシリーズ。メインCPで出続けているシリーズでは一番作品数が多いと思われる。『あでやかな愁情』は受けとしての最新作(2023年5月時点)
CV:神谷浩史さんにも数多い「暗い過去を背負う受け」の中でもトップクラスに壮絶な過去を持つ臣さん。強がりの心が脆い人なのですが、スパダリの攻めに出会って少しずつ幸せになっていく姿が泣けます。メインの二人は勿論のこと、周りのキャラクターも魅力的で、そこに注目できるのも長いシリーズならではかと。
声質は美人と可愛いの間くらい。絡みシーンも毎度多く濃いので、そういう意味でも満足度の高い作品。
インタビュー、収録レポート全作残ってます サンキューアティス!
下記は『あでやかな愁情』ページ
https://www.atis.cc/itemcatalog/?i=ATIS-107
言ノ葉ノ花(2008〜15年)
家電量販店の同僚同士(真面目な青年×人の心の声が聞こえる男)
小野大輔×神谷浩史
2作品
①言ノ葉ノ花 (2008年)
②言ノ葉便り (2015年)
キャラ設定調べてみて改めて、家電量販店の同僚同士って超日常的でいいな、、(?)
とても静かに、ゆっくり、綺麗に進んでいく話。BLCDってBGMが妙に大きかったりちょっと面白かったり、が珍しくないけど、この作品はBGMが素晴らしい!世界観に合ってて良。
綺麗という意味で、BLCD自体聴いたことの無い方が手を出す1本目にしても良いのではないかと思う作品(じゃあ最初に書けよ!)
余村さんはかなり影があって暗い雰囲気。
心の声が聞こえる設定上、絡みシーンで攻めの心の声が入るのがちょっとこっぱずかしい。慣れたら萌えます。
1作目の特典フリトで小野さんの心を読もうとする神谷さんがクソ面白い。
インタビュー&収録レポート有!サンキューアティス!(第二弾)
『言ノ葉ノ花』ページ
https://www.atis.cc/itemcatalog/?i=ATIS-024
『言ノ葉便り』ページ
https://www.atis.cc/itemcatalog/?i=ATIS-098
恋に命を賭けるのさ(2007年)
クリーニング店で働くモテ男×攻兄の秘書で893組長の息子
中村悠一×神谷浩史
『愛と仁義に生きるのさ』という作品の続編ですが前者は別CPの話なのでこれ単体でも全然OKです。
受けが上記属性なので裏社会要素もありますが、シナリオは日常系なのでここに入れました。攻めの一目惚れから始まる分かりやすいストーリーで、原作読んでなくても内容が入りやすいかと。攻め視点のモノローグで進むのも新鮮。
原作絵通り「ザ・美人受け」な新海さんです。全編通して美人な神谷さんたっぷり。
「好きなところに出せ」というセリフが強烈で印象深い。
収録インタビュー残ってました
https://www.e-fifth.net/window/coment/0712_koini_c.html
絡みシーンの裏話はだいたい面白い
(全く別の作品で「収録前に食べたうなぎの小骨が喉に刺さってて、喘ぐたびに痛かった」って好きすぎるフリトがあります)(神谷さんですらない)
可愛い・ほのぼの系(3本)
便利屋さん(2008〜09年)
便利屋さんの青年×美形の会社専務
羽多野渉×神谷浩史
①便利屋さん(2008年)
②便利屋さん2(2009年)
かわいい神谷浩史が聴きてえ!!となったらこれ一択。
かわいい、かわいい、とにかくちょーーーかわいい!!!
少女漫画ヒロインのような顔立ちの亜貴さん、イメージ通りすぎる声。ただ、可愛いだけでなく会社専務としてのシーンが美人系でそちらも良い。
ストーリーもザ・日常系、ほのぼのといった感じで、癒されます。
2作目の酔っぱらい亜貴さんがえぐい。酔っぱらいの演技が聴けるのもレアかと。天才です。
攻めのモノローグに(か、かわ・・・!何この人、めっちゃくちゃかわいい・・・!)ってのがあるんですが同意すぎて毎度笑ってしまう。
アフレコインタビュー
「便利屋さん」
https://www.e-fifth.net/window/coment/0806_benriya_c.html
「便利屋さん2」
https://www.e-fifth.net/window/coment/0906_benriyasan2_c.html
波多野さんのインタビューがずっと印象に残っています
ひとり占めセオリー(2009年)
大学生同士(高校からの同級生×攻めの顔が好きな男)
安元洋貴×神谷浩史
冒頭から若宮(CV:神谷さん)が「顔が好き♡」を連呼しているのがオタクみたいで面白いです。
学生らしく、些細なことに一喜一憂する若宮がかわいい!甘酸っぱ〜い感じ。初めて高尾の家に行くシーンのモノローグがお気に入りです。
CD1枚組に2カプの話が入っているので、短編ですがその分聴きやすいかなと思います。絡みシーンもサラッとしていますがちゃんと可愛い。
フリトで神谷さん筆頭に全員ボケ倒しているのが面白いです。
恋愛協定~抜け駆けナシ!(2005年)
高校の同級生同士
諏訪部順一×神谷浩史
本記事で紹介している中では一番"BLらしい"ストーリーかと。
あらすじ通りですが、めちゃくちゃな展開で関係が始まるのがこの時代のBLだな〜と思います。。(笑)
1作で結ばれた後の話まで入っているのがお得感。体育倉庫で・・・😸
2005年と古めの作品。メインでバンバン出られている時期が2006〜09年辺りなので、黎明期と思いながら聴くのも面白いかなと思います。
人を選ぶ系(2本)
人を選ぶので以下ご注意
清澗寺家シリーズ(2005〜15年)
①罪の褥も濡れる夜(2008年)
②罪の褥も濡れる夜2(2015年)
清澗寺家シリーズ自体は7作品CD化、1作目から毎回少し出演がありますが、メインの2作品だけ聴いても理解できると思います。
人を選ぶ作品。とにかくえちえちすぎる意味で。
冬貴が、言葉を選ばずに言うと淫乱です。絡みシーンがめっっっちゃ多い。内容もめっっっちゃ濃い。途中モブ攻め、女性絡みも有り。
絡みの印象が強烈な作品ではありますが、重厚なシナリオで大正ロマン系が好きな人には特に刺さると思います。
ちなみに、筆者が神谷さんに落ちたのがこの作品。冬貴が初めて性に触れるシーン(Disc1 トラック5)と元服で覚醒するシーン(Disc2 トラック3)にやられました。特に後者のとある台詞、何回聴いても鳥肌が立つ・・・
2の音声CMありました。
1作目が3枚組、2作目も2枚組の大ボリューム。ありがたいっす。。
こどもの瞳(2008年)
事故で6歳に子供がえりした兄×シングルファーザーの弟
成田剣×神谷浩史
・実の兄弟
・攻めは幼児退行
・受けは子持ち(妻とは死別)
という特殊設定のオンパレード(木原音瀬先生作品)
地雷な人も多いと思いますが、いける人には全力でオススメしたい作品。
筆者は兄弟BLが好きなのでウッキウキで聴いたのですが(突然の性癖吐露)ちょー最高でした!兄、弟、弟の子ども(CV:吉野さん)の確かな"家族関係"が泣ける。。
岬はかなりツンケンした性格で、言葉遣いも荒い感じ。初めて関係を持つシーンの背徳感に萌えます。
キャストインタビュー、収録レポート サンキューアティス!(第三弾)
https://www.atis.cc/itemcatalog/?i=ATIS-032
攻め作品(3本)
多くないのでジャンル分けなし
同級生シリーズ(2008年〜)
高校の同級生同士(バンドマン×優等生)
神谷浩史×野島健児
①同級生(2008年)
②卒業生(2010年)
③O.B.(2015年)
④blanc -ブラン-(2021年)
⑤home -ホーム-(未発売・ドラマCD化予定)
一番触れている人が多いのではないかと思うシリーズ。
執筆時点で最新BL作品。シリーズものを継続でやってくださるのが本当にありがたい。
最初のドラマCDが2008年という受け役全盛期(私調べ)であるためか、1作目を聴いた時は草壁がイメージより柔らかすぎるかも・・・の印象が、
2015年の映画で同じシナリオを観て(聴いて)これが完成形なのかなと勝手に思いました。
「俺かっこよかった?」「一番だよ」のシーンが一番ニュアンスが違って聴こえる。比較ができる贅沢。
homeもドラマCD化決まってるのさっき知りました・・・ありがとうー!楽しみだー!
リロードシリーズ(2008〜17年)
科捜研の研究者×検挙率No.1刑事
神谷浩史×小野大輔
①リロード(2008年)
②トゥルース(2017年)
オレが挿れる側になるんだ!!! と、ひたすら争い合う話
感情は二の次でどっちがマウントポジションを取るかで揉めるのが面白いです。BLでは手篭めにされがちな神谷さんがずっと優勢なのが新鮮😸
神宮はビジュアル通りの美人攻めさん。
(9年経ってまさかのCD続編が出た)2作目ではちゃんと恋人同士の描写もあって良いんですがボリューム少なめで寂しかった思い出。。
これも前述同級生と同様、時間が経った神谷さんの神宮がより一層心地よいです。
きみが恋に堕ちる(2006年)
弓道部員の高校生×臨時教師
神谷浩史×千葉進歩
初めて聴いた時「神谷さん、春さんじゃないんだ?!?」と驚いた。
それほど神谷さんがやりそうな受けすぎると思ったけれど、攻めの司であるという嬉しいサプライズ(?)
BL作品で三角関係は珍しい気が。春さんにとって礼一郎(CV:遊佐さん)の存在がデカすぎて、司〜!がんばれ〜!と全力応援しちゃいます。司の告白シーンが泣ける。
かわいいワンコ攻めなので2006年の神谷さんにピッタリだなあと思います(喘ぎに拭えない受けみはある)
リバ有り(1本)
学園ヘヴンシリーズ(2004〜05年)
BL学園の新入生×会計部の2年生(リバあり)
福山潤×神谷浩史
①学園ヘヴン2~強気な2年生~ (2004年)
②学園ヘヴン3~Happy☆パラダイス~ (2005年)
2002年発売ゲーム原作のシリーズ。アニメ化で触れている人も多いかも?
CD作品も多いですがメインで登場するのは2作品(のはず)
①は受け、②は1枚に攻め受けで2トラックある贅沢品で最強にオススメ。
①は2004年1月発売、収録は2003年と思われます。私が聴いたことのある神谷さんメイン作品では最古。この頃からめちゃくちゃウメーんだ!!!
西園寺さんは見た目がめちゃくちゃ美人で、声もめちゃくちゃ美人です。この声で攻めも受けもやってくれるBL学園(ベルリバティスクール)、最高。
余談ですが、②は4枚組 4時間半超えのハチャメチャ構成、9人相手に一人で主役張ってる福山潤さんがすごすぎます。
(ちなみに9人中、福山さんが攻めになるのは鈴村さん相手のみ。リバが神谷さん。当時の受けヒエラルキーを感じるキャスティング)
おわりに
前にこの記事でも書いたのですがBLCDは声優さんの演技を堪能するのに最適なツールだと思っています。(音声のみ・恋愛という感情が剥き出しになる芝居・他のどのコンテンツにもない絡みの芝居)
まあこれはBL作品が好きというのが大前提なんですが。
そういえば、12年前に置鮎さんを好きになった時、最終的にグッと引き込まれたのは『この罪深き夜に』だった。
神谷さんは『罪の褥も濡れる夜』・・・・・・
清澗寺家シリーズありがとーーー!!!
推し声優がBLやっててくれてよかったーーー!!!
(神谷さんオタクとBLCDの話した事ないから好みが似ていたらぜひ話しかけてください)
おわり
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