スモーキーかつノスタルジックな歌声で魅了するHana Hopeにとっての希望ソングとは
CRJ TOKYOが選ぶ今聴くべきネクストカマーの最新楽曲を紹介する。今回ご紹介するのは、Hana Hopeの『We’ve Come So Far』。
新世代アーティストHana Hopeが、ロンドン出⾝の2⼈組エレクトロ・ポップ・デュオHONNEをプロデュースに迎えたニューシングル「We've Come So Far」を2023年3⽉1⽇にリリースした。
Hana Hopeからのオファーから始まったプロジェクト
今回プロデュースを務めたロンドン出⾝の2⼈組エレクトロ・ポップ・デュオHONNEはボーカルのアンディ(Andy)と、マルチプレイヤー/プロデューサーのジェイムス(James)からなる2⼈組で、グローバルでヒットしているマルチ・プラチナ・アーティストである。
ユニット名の由来が⽇本語の「本⾳」だったり、⾃分たちのスタジオを「Tokidoki Studio(時々スタジオ)」と名付けたり、かねてから親⽇ぶりを発揮しており、今回のプロジェクトは、彼らのファンだったHana Hopeからのオファーがまずあり、その歌声を聴いて惚れ込んだHONNEが⼆つ返事で快諾したことによりスタートした。
楽曲は、HONNEらしいミニマルかつソウルフルなトラックと、その上をたゆたうように歌うHana Hopeのボーカルが印象的。そのチャーミングな雰囲気から⼀転、サビでは壮⼤で⾼揚感あふれるウォール・オブ・サウンドが展開されるのも聴きどころの⼀つだ。ラブソングであり、⼈⽣の新しいステージに向かう希望ソングでもある。
これまでBTSのRMやKhalid、Sam Smith, 88RisingのNikki, BEKAらグローバルに活躍するアーティストを数多くコラボしてきたHONNE。 彼らが次にプロデュースするアジアのシンガーとして、Hana Hopeの名が広く認知されていくだろう。
アニメーションにすることでハッピーなラブソングに
ミュージック・ビデオも公開された。MVは、HONNEの紹介で、イギリスの新進気鋭のアニメーター、ホーリー・ワーブルトン (Holly Warburton) が⼿がけた。
彼⼥はHONNEの「free love」「lalala thatʼs how it goes」「no song without you」などの⼈気ビデオを制作、またGorillazのJames Hewittから誘われGorillaz 20周年企画のアートブックにも参加した今注⽬の新⼈アニメーターだ。「Weʼve Come So Far」 はラブソングでもあり、また⼈⽣の新しいステージに向かう希望ソング。
ミュージック・ビデオでは、家に遊びにくる恋⼈のため、実写のHana Hopeとアニメのキャラクター達が⼒を合わせて料理、飾り付けをするハート・ウォーミングな内容になっている。ワーブルトン⽒は、PhotoshopとTVPaintで<フレーム・バイ・フレーム>という技術を使うことによって、デジタルながら⼿書きのようなタッチが表現できると⾔う。
ホーリー・ワーブルトン:「ぬくもりが出るので、好んで使っている⼿法です。Hana Hopeとは何度かZOOMで打ち合わせを重ねてストーリーを作っていきました。ワクワクする希望に溢れる恋愛を表現するとともに、絆の⼤切さを伝える歌詞でもあるので、友達の絆を表すために多くのキャラクターも登場させました。グリーンスクリーンでの演技は相⼿がいない中でやるので難しいのですが、初めてなのにとても上⼿くできたと思います。」
Hana Hope:「このビデオは、アニメーションにすることによって爽やかでハッピーなラブソングになったのでは、と思います。HONNEのビデオもとても好きだったので、同じアニメーターのホーリーさんに制作してもらえてすごく嬉しいです。」
【New Single】
We’ve Come So Far
Artist: Hana Hope
Sound Produced & Written by Andrew Clutterbuck, James Hatcher
Produced by: HONNE
℗© 2023 U/M/A/A Inc.
Link: https://lnk.to/WeveComeSoFar
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