フォロワー数と見てくれる方の数は違う?
2019年は初めて同人イベントにサークル参加したし、いろんな出会いがあった。
まさか私が1年間で(フォロワーさんの小説の表紙を含め)4冊同人誌を出すとは思わなかったし、念願の冬コミにもサークル参加できた。
ここで、実際に本を出すなりフォロワーさんに会わないとわからないこともあるなと思った。
一般参加したイベント会場で「〇〇さんですよね?ずっとイラスト見ていました」と言われて繋がったフォロワーさんがいた。今でも話が合い、ちょくちょく話している。サークル参加した際に机が寂しいから水彩のイラストを飾ったり、ポスターを立てたりすると、立ち止まって「綺麗だね」と見てくれる方がいた。(そのうちに、界隈で名の通ったコスプレイヤーさんがいらっしゃり、ご縁で繋がったのはいい思い出)冬コミでは相互さんでなくても、買い物リストに私の本を載せて買いに来てくださる方も結構いらっしゃったし、通販も売れている。
こういうことがあったので、もしかするとTwitterのフォロワーの数なんてあてにならなくて、本当はもっといろんな方に私の作品を見ていただけているのではないかな?と思う。
私は2015年からインターネット絵描きを始めていた。もともと学校が県の特定指定同人絵描き育成校のようなところだった為、リア友がすごい上手い人たちばっかりで、さらにTwitterには「神絵師」と呼ばれる人たちの素晴らしいイラストでいっぱいだ。私は投稿当初、Pixivから始めていたので当然のように0ブクマ0いいねばっかりの状態だった。そこから友達にいろいろ聞いたり、Twitterの繋がりたいタグを半年後ぐらいにやっと使ったりしたが、どうしても周りと比較してしまって、コンプレックスだらけだった。(後日「ネット絵描きをしたら闇落ちした話」で語る。)
ピーク時には300フォロワーぐらいだったアカウントも受験後にTwitter に戻ったら、何をしても反応がなく、私のことに関心のある人なんて誰もいないような寂しい気持ちになった。ちょうど男性向けジャンルにリア友とはまり、静画(ニコニコ静画)に逃げた。
静画では絵を投げるとコメント機能があって、たとえクリップ数がもらえなくても、コメントで見てくれる方が盛り上がってくれるとこちらも嬉しい気持ちになる。当時は某ソシャゲの推しのデフォルメ+模写した食べ物のイラストを載っけていたが、「次は何を食べさせようか、、」と考えるのがとても楽しかった。
ただ、そのジャンルも飽きが来て、2015からずっと好きだった推しをもっと描きたいな〜と思ってTwitterに活動拠点を戻した。そして、冬休みに入ろうとしていたある日「18のうちに薄い本を出す!」と前の学校で友達に言っていたことを思い出した。ここで重要なのは私がフォロワーが◯人いるからとか、そういう理由ではなく、「18のうちにやること」として同人誌を出したことにある。今思えばとても正しい動機だった気がする。(ちなみに18のうちにバイトを始め、免許を取り、同人を出したのでこの年も飛躍だった!)そこで、例のコスプレイヤーさんと繋がった。
そして、胃が痛くなる思いも重ねてなんとか薄い本を出しつづけ、冬コミが終わったぐらいのある日、Pixivでずっと綺麗だな〜!と楽しみにしていた絵師さんとご縁で繋がった。その方いわくPixivで何度か私の絵を見てくれたらしく、投稿をみるたびにうおーーーーー!!私もーーーーー!!!とライバル視されていたそうだ。ジャンルを転々としてもPixivでずっと絵を置いていたのが幸いしたのだと思う。
2019年はいろんな方の出会いがあった。これからもいろんなことに挑戦していきたいし、どうせ繋がっていただけるなら、大切にできる人とだけ繋がりたい。私の周りの人が幸せ!であればこの上ないと思う。
最後に、アトリエの先生に言われた言葉で締めくくろうと思う。「絵を投稿してついたいいねRTの数は単純におまけでしかなく、絵に対する本当の価値はちぐささん自身できめるしかないです。あと、フォロワーの数は『その人が社会的に与える影響力』があるかどうかで絵の内容との関係は正直薄いです。だから、評価なんて数字なんて無視して存分に絵を描いてください。」(※うろ覚えです。多分脚色あり。)