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【振り返り対談】 CEOひろしさん×採用リーダーNorikoさん “個性がうまくブレンドされたカルチャー”ができあがった理由

CRISPの“リアル”を届けるインタビュー。今回は、2022年の締めくくりとして、CEO・宮野 浩史さん(以下、ひろしさん)×採用チームリーダー・Norikoさんのスペシャル対談をお届けします!
 
CRISPの「VALUE」「MISSION」はなぜ必要? 「カルチャー」の根源にあるものは? 働くのに必要なスキルは? 社風は? CRISPは今後どこに向かおうとしている?……など、“お二人の目線”でざっくばらんに話していただきました。きっとあなたが抱く、CRISPへの疑問の“答え”が見つかるはずです。

プロフィール

(左から)ひろしさん|CRISP CEO × Noriko|HR チーム リーダー

ひろしさん×Norikoさん

2022年、CRISPに起こった変化

 “パートナーがもっと「ハッピー」に働けるように“

――CRISP SALAD WORKSは、2022年12月で8歳を迎えました。「飲食業界をDXでぶっ壊す」を掲げて、これまでまざまなチャレンジをされてきましたが、2022年はどんな変化がありましたか?
 
ひろしさん:今年、会社として一番大きかった変化は『レストラン強化』を行なったことです。パートナーの意見を取り入れるために「パートナーアンケート」を始めたり、2年ぶりに懇親会「CRISP TGIF」をリアルで開催することができたりと、今まで以上に「レストランパートナーと向き合うこと」に取り組みました。
 
Norikoさん:そうですね。例えば昨年と比べると、これまで「ファーム(本社)はファーム」、「レストランはレストラン」というように、“お互いが何を考えているか“を共有し切れていない部分があったんです。でも今年から「リージョナルディレクター(エリアマネージャー)」というポジションを作ったことで、お互いの声をちゃんと双方向に届けられるようになりました。

――リージョナルディレクターは、「ファームとレストランの“架け橋”」のようなイメージでしょうか?
 
ひろしさん:そうですね。今年はどんどんそのポジションが機能し始めました。また、レストランマネージャーの役割もさらに機能するようになったので、レストランパートナーがそれぞれの良さを活かして働くことができるようにもなりましたね。それが数字にも表れるようになってきたので、今後より早くPDCAサイクルが回せるようになると思います。
 
Norikoさん:そうですね。結果が「数字というデータ」で見えるようになったことで、どんどん改善していけるので、今後もっとパートナーの個性を活かして、役割を決めることができると思います

ひろしさん:これも、CRISPらしいデータドリブンなアプローチですね。

結局のところ、“CRISPらしさ”ってなに?

“多様性が「ブレンド」されているのがCRISP”


 ――続いて、お二人が「CRISPで楽しく働けると思う人物像」を教えてください。
 
Norikoさん:うーん……。「こういう人」って断言するのは難しいんですよね。CRISPには本当に色々な人がいるんです。
 
ひろしさん:年齢も経歴も、キャラクターもバラバラですね。本当に多様性があります。
 
――確かに、CRISPには新卒で入社された方もいれば、主婦の方や転職された方など、さまざまな方がいますよね。
 
ひろしさん:そうですね。改めて考えると「自分と違う点」を受け入れられる人・興味を持てる人が楽しめる環境なのかもしれないです。パートナーの性格も多様なので、さまざまなパートナーがいて、それぞれの個性が「ブレンドされている」ことが、“CRISPらしさ”なのかもしれませんね。

――「個を尊重するカルチャー」が出来上がっていますよね。
 
ひろしさん:僕自身、さまざまなバックグラウンドを持つ方が多く住むアメリカで長い間生活していたので、「許容される社会」みたいものを普段から意識していて。なので、CRISPも自然とそういう環境になっているのかもしれません。
 
――なるほど。
 
Norikoさん:あと、同調圧力もないですよね。新しく入社したパートナーにもみんなオープンですし。
 
ひろしさん:うん。「飲み会に強制参加!」とかもないしね(笑)。

Norikoさん:ないですね。もしあったらキツイなー(笑)。

ひろしさん:あと、CRISPは新しいシステムを導入するなど変化の多い会社なので、社歴が長い人が「昔からの風習」みたいなものを押し付けてくることもない気がする。「正解」がどんどん変わっていっちゃいますからね(笑)。

――それが風通しがいい、一つの理由なのかもしれませんね!

ひろしさん:あと、純粋に「人と話すのが好き!」という方は楽しく働けるんじゃないかな。でも、アウトゴーイング(社交的)な人ばかりかというと、そうではないですよ。

CRISPに転職したい! 入社したい! 何が必要?

“CRISPに「転職」したパートナー”

――CRISPには異業種から転職される方も多いですよね。
 
Norikoさん:はい。今年は元漁師の方や、アパレルのデザイナーだった方が入社してくれました。
 
――業務内容がかけ離れている印象ですが、実際にはどうですか?
 
Norikoさん:覚えることが多くて大変な部分もあると思うんですが、パートナー同士でコミュニケーションをとって、今では持ち前リーダーシップを発揮してくれていますね。元々「サラダが好き」「チームで働くことが好き」という理由で入社してくださったので、CRISPで楽しく働いてくれています。
 
――オープンな社風だからこそ、やはり自分次第で楽しめるんですね。
 
ひろしさん:逆に、同じ「飲食業界」から転職してくださる方もいるんです。皆さん、何かしらの不満や悩みなどを抱えて入社してくださる方も多いんですが、CRISPで楽しく働いてくださっている姿を見るとうれしいですし、もっと改善できるところを良くしていきたい、とも思いますね。

――CRISPは積極的に採用を行なっていますが、どんな思いを持った方が活躍できるでしょうか?
 
ひろしさん:やはりCRISPの「MISSION(存在意義)やVALUE(行動指針)に共感してくださる方」ですかね。僕、VALUEなどを掲げるのって、“同じ方向へ進める”という観点から、とても大切だと思うんです。でも、それと同時に「VALUEに正解はない」とも思っています。CRISPが絶対に正しいという考えは全くなくて。CRISPに入社してくださる方が、CRISPの理念に共感してくれていればいいと思うんです。それであれば、やりがいを持って働けると思います。

MISSION
VALUE

――なるほど。Norikoさんはいかがですか?
 
Norikoさん:試用期間中は日報を出してもらっているんですが、皆さん「次はこれを覚えたいです!」「次はこれをやらせてください!」とかって書いてくださるんです。先ほども言ったように未経験の方にもオープンな会社なので、経験の有無よりも「主体性のある方」が活躍できると思いますよ

2023年のビジョン。CRISPは、この先どうなっていく?

“「店舗拡大」の理由は、より「幸せ」を拡げていくため”

――では、2023年のCRISPのビジョンを教えてください。
 
ひろしさん:ありがたいことに今たくさんのお客さまから支持をいただいていて、サラダを食べたいと思ってくれても、その供給が追いついていないような状況です。なので、来年も「店舗拡大」を積極的に行なっていきます。店舗を拡大すれば、ポジションも生まれるので、新たなパートナーを迎え入れることができますし、新しいチャレンジもできますからね。今後も「良い運営」をすることにフォーカスしながら、チャレンジングに進んでいきます

Norikoさん:私も同じですね。CRISPらしさを失わず、パートナーの幸せを考えながら進んでいきたいです。

――ありがとうございます。では最後に、2022年CRISPで特に印象に残ったことを教えてください!
 
Norikoさん:8年目にして、初のシーズナルメニューを発売したことです。全部美味しいですが、特に「ローストスイートポテト」がオススメです!
 
ひろしさん:えぇー、多すぎて迷うな(笑)。一つには絞れないので全体的な視点で話すと、これまでチャレンジしてきたけど“ビジネスに繋がっていなかった”ような部分が、ちゃんと結果として数字に表れてきたことです。これまで回り道もあったけど、より良くなるであろう来年がとても楽しみです!


お二人のざっくばらんな対談はいかがでしたか? 2022年、最後の取材ということで筆者はとても緊張していましたが、常に笑いが絶えない楽しい取材になりました。分け隔てなくオープンで多様性のあるCRISPが、2023年、どんな変化を起こしていくのか。とても楽しみです。

Photography SHOUTA IKEGAMI

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