【小諸に前泊】紅茶とコーヒーと温泉の1泊2日①【⇒鹿教湯温泉へ】
前回の自己紹介記事に思いの外反応をいただきました。ありがとうございます。
ここ2か月ほどみっしり詰まっていた仕事がようやく落ち着いたタイミングを見計らって、6月の前半は2週連続で温泉ひとり旅をしてきました。
とにかく温泉に入ることが第一目的、観光は個人的に目を惹くものがあれば無理せず立ち寄るスタンスのゆるり旅です。
1週目に向かった長野県上田市 鹿教湯温泉の記録から。
【0日目】「ゆるり」のためなら前泊も
東京⇒上田のポピュラーな交通手段は、恐らく新幹線かと思われます。
ただ、現在私の楽天トラベルポイント獲得具合が
「もうちょっとがんばったら久しぶりにプラチナ会員に戻れる、とはいえ宿泊回数(=ポイント獲得回数)4回分はキツい…」
というきわっきわのタイミングの中でふと、高速バス利用もポイントに換算されるじゃん!ということに気付き今回は往復高速バスでの移動となりました。
しかしながら、鹿教湯温泉方面に向かうバスに間に合うように上田駅に着こうとすると早朝の便になってしまう…せっかくのゆるり旅なのに早起きヤダ…
そうだ、退勤後にそのままバス乗って前泊すればいいじゃん。
退勤後でも乗車できそうな便が小諸駅行きのみだったため、小諸駅近くのホテルで前泊、翌日鉄道で上田まで向かうことにしました。
…あれ、往復のバス+前泊+温泉宿でポイント4回分達成しますね。やったね。
19時台の高速バスで新宿を出発し、22時半頃に小諸駅前に到着。
夜も遅いことですし、翌日からのゆるり旅に備えて休みましょう。
【1日目①】小諸で紅茶とコーヒーのWモーニング
8時には起きたものの、チェックアウトが10時なのをいいことに9時頃までゴロゴロしたり2度寝したり。
9時40分頃にチェックアウトし、まずは洗濯のためコインランドリーに向かいます。
2泊3日の行程にはなりましたが、職場にキャリーを持って行くのも負担だったので荷物は通勤用のリュックにも収まる1泊分のみ。
前日の服は現地で洗って最終日にもう1回着てしまおうという魂胆です。
幸い、カフェも併設されたコインランドリーが線路を渡った先にあったので
洗濯~乾燥を待ちつつのんびりモーニング。
ベーカリー直営のようで、店頭に並んでいる黒ゴマ食パンや餡入りの食パンもとてもおいしそうでした。
この日が帰宅日だったら黒ゴマ食パン1斤買って帰ったんだけどな…
持て余してしまう洗濯の待ち時間を有意義に過ごせました。
洗濯を終えたのが11時頃。鹿教湯温泉行きのバスに乗り継ぐ電車まではまだあと1時間半ほど時間があります。
洗濯の待ち時間にこの近辺の情報収集をしていたところ、「おいしい紅茶の店」認定店が小諸駅前にあるとのこと。
紅茶をいただいてのんびりしすぎても、駅の目の前なら乗り過ごすこともないな…ということで、次は「ティーサロン 寿徳」に向かいます。
ダージリンにアッサム、ディンブラやジンジャーティーとやはり紅茶の種類は豊富。
ディンブラとスコーンにしようかな、と思ったのですが、一番人気は小倉クリームトーストとのこと。
せっかくなので小倉クリームトーストとアッサムのセットをいただくことにしました。
少し柔らかめでなめらかな生クリームは、あっさりしていて重たくなく、ついさっきシナモントーストを食べたばかりのお腹にもするっと入っていきます。
紅茶も本当においしくて、2切れ目のトーストを食べきる前に飲み終えてしまいました。
もう1ポット追加するか迷いましたが、電車の出発まであと15分ほどという時間に差し掛かっていたため断念。
スコーンも心残りだし、またお邪魔してディンブラと一緒にいただくのもいいかもしれません。
前泊のためだけのつもりで立ち寄った小諸でしたが、城址公園として整備された懐古園や、駅ナカのワインバルなどほかにも気になる場所がたくさんあり、経由地で終わらせてしまうのはもったいないところでした。
今度はここを目的地として訪れたいな、と考えながら小諸駅をあとにします。
【1日目②】バス接続の待ち時間もいいじゃない
小諸駅から電車でふた駅、しなの鉄道の大屋駅で下車。
上田まで行ってしまってもよかったのですが、バスの乗り継ぎで少し焦ってしまいそうだったため時間に余裕を持つことを優先させました。
お、駅と郵便局が合体している。
この日は土曜日だったので郵便局は閉まっていましたが、こういう形式の駅もあるんですね。
バスの到着まで30分弱時間が空くため、駅の近辺をふらっと散策します。
日差しの強い日でしたが、川の流れる音を聞いているだけでも涼しい気分になれます。
しばらく川の流れを眺めて、いい時間になったので駅へ戻ります。
ここから鹿教湯温泉まではバスで1時間ほど。
バスの揺れって気持ちいいよなぁ、長い乗車になるしちょっと眠ろうかなぁ、とウトウトしかけたところで、こんなアナウンスが耳に入ってきました。
「次はほっかいどう、ほっかいどうです」
…ん、北海道???
どういうことやねんと顔をあげると、案内板には「北街道」の文字が。なるほど…
地方の路線バスはたまにおもしろい名前の停留所があるので、乗っているだけでも案外楽しいですよね。
車窓を眺めたり少し居眠りしたりを繰り返しているうちに、鹿教湯温泉に到着しました。
次回へ続きます。