台北最後の1日ー優しさの循環

おはようございます

台北最後の一日は
どう過ごそうかなと
思ってたんですが

まだ一度も登ったことのない
101に行くか
（2度トライして2度とも曇りで
上らなかった）
北投温泉に行くか
旧正月なので廟に行くか
迷ったんですが

せっかくなので
台湾で一番いいとされてる
龍山寺に
行くことにしました

旧正月なので
混んでるかなと
思いきや
さほどでもなかったので

すぐお参り出来ました
昔はなっがーい
線香を売ってたはずなんですが
環境配慮のためか
その日はなかったです

日本の神社みたく
賽銭入れて
お参りって感じでした
（一人だけ五体投地してる人がいた）

ポエでテキトーに
おみくじ引きましたら
大吉が出て
嬉しかったです

頼総統から
ランの花が
寄贈されてました

日本人グループも
ひとつしか
見当たりませんでした

気が良いと
言われるだけあって
寺の中は小さな滝もあるし
でっけえ金色の鯉が
泳いでる池もありました

風がよく通り
気持ちよかったです
（沖縄の城跡に行ったときも
なんかすごい風を感じて
気持ちよかったです）

では人は
どこにいるかと言うと
寺周辺にある
市場にごった返して
おりました
（恐ろしくて中には
入らなかった）

あとモンガ公園に
たくさん男性の老人がいて
中国将棋やってました
（その横になぜか
となりのトトロを
カラオケセットで
歌う男性がいました）
カオス…

そー言えば昔
明らかローカルの
じーさんに
おみくじの『廿』が
分からねえと言われて
教えた記憶あるな

今回はおみくじが
漢数字ではなく
普通の数字に
なってたので
誰でも分かるように
なったんじゃないでしょうか

お参りの前に
足ツボマッサージ
行ったんですけど

ミニスカのおばあちゃんが
テレビをイッテQに変えてくれたり
ウェルダースオリジナルの
飴をくれたもんで
なんか特別感マシマシでした

おばあちゃんは細身で
ミニスカからでてる
足も細くて
マッサージは
奥にいるにいちゃんが
やってくれんのかな
と思ったら

ばーちゃんがやってくれました
オレはゴリゴリに
足が凝ってるから

最初ばーちゃんの非力では
物足りなかったんですが

途中から
韓国人ファミリーが
やってきて
ばーちゃんのやる気スイッチ
入ったみたいで
そっから
本領発揮してきました
（足の筋をゴリゴリ押される）

それでもなんとなく
物足りなかったもんで
龍山寺の地下街にあった
盲人按摩に行ったんです

ひとりしか
施術師はいなくて
おじさんは
全盲ではなく
弱視くらいの
感じでした

しかし
10分の頭、肩、背中の
按摩で
クッソゴリゴリに
押してきて

背中やられたら
圧強すぎて
咳でるんですけど

そんなのは
お構いなしに
頭、肩、背中のツボを
力の限り
押されました

これが案外スッキリ
するんですよね
（施術途中は地獄だけど）

その後も
施術箇所は
ポカポカで

満足したオレは
ホテルの下に
佇んでる
ホームレスに
コンビニで
ご飯買って
『新年快楽』と
声をかけました

ホームレスのおっさんは
若干びっくりしてましたが
『謝謝』と言ってくれて
『いやいや、こちらこそ
善行させてくれて
ありがとう』

按摩で気持ちよくなり
他者に優しくなれるという
優しさの循環に
出会えました

（終）