別冊・医学のあゆみ p106-110を読んで
コロナウイルス感染症流行、院内感染対策・対応について各施設内の多職種連携と各職種個人の主体的な働きかけが重要であると考えた。著者の考える組織文化の可視化と比較は画期的であると思った。
感染症の流行や複雑な環境下での医療介護、限られた医療資源の中では多職種の連携が肝要である。そのための人材育成のプログラムと組織文化の可視化を進めている。
経営企画人材を対象とした経営人材育成のためのプログラムにて、経営判断に必要な選択肢を蓄積し創造につなげている。
また、組織のパフォーマンス向上には組織文化の理解と把握が必要である。
組織文化とは無意識の信念・認識・思考であり行動の源泉として個人や集団の潜在的で意識されない力であるとされる。
この組織文化を可視化し評価することが医療の質の向上につながる。可視化して認識することが重要であると述べている。組織文化をよくするために、経営企画人材が組織全体での視点を考えて行動することで、医療経営人材の育成につながると述べている。