(12)合成品デアザフラビンの真実【バイブル商法?】
結論)医師の書いた書籍を利用したバイブル商法が行われている可能性があります。
論文やら特許やらで、少し難しい話しが続いたのでちょっとブレイクいたします。
ちょうど1990年代頃はサプリメントに関する法規制の整備や運用がうまくいっておらず、サプリメント販売業者のやりたい放題の時期でした。
なので日本国内では「サプリメント=怪しい」という印象が強く残ってしまいました。
その後、薬機法をベースにした取締が厳しくなり、機能性表示食品が登場して、ようやくサプリメント業界が落ち着いてきた感じがしました。
一方でSNSによる情報拡散のスピードがはやく、さまざななサプリメントの広告宣伝が飛び交うようになったのも事実です。
残念ながら、デアザフラビンの販売サイトの派手な広告宣伝をみるたびに「昭和にタイムスリップしたのかな?」と思うような文言が目に付きます。
医師の書いたデアザフラビンに関する書籍と商品を並べて動画(YouTube)で宣伝しているのを確認しましたが、このような「バイブル商法」と思われる宣伝のネタにされた先生が本当に気の毒です。
※バイブル商法は食品を無許可医薬品としての販売とみなされるため違法です。
残念ですがデアザフラビンの宣伝には法令違反と思われる情報が非常に多いです。
メーカーも困っていると思います。
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薬機法などの解説はもうしばらく後になると思いますが、もしデアザフラビンの販売者さんがこのnoteをご覧になっていたら、各種法令について勉強していただきたく思います。
分からないことがあったら、所管行政の薬務課に相談されることをオススメします。
私の知っているサプリメントの会社は新製品を出すたびに製品サンプル、ホームページ、チラシなどを薬務課に持ち込んで内容の最終チェックをしてもらっています。
少し時間がかかるかも知れませんが、必ず見てくれます。
これが裏道ではなく、正攻法です。
デアザフラビンが本当に良いもので普及の気持ちがあるなら、なおさら法令遵守をして製品を育てる必要がありますよね。
【追記】
私はお医者さんが書籍にしたり、学会で発表した内容の真偽を問うつもりはありません。
これは、表現の自由もありますし、科学者同士の研究成果をリスペクトし合う暗黙の了解でもあるからです。
問題はその情報を用いて違法ともとれるやり方で販売されている側に大きな責任があると思います。
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(13)合成品デアザフラビンの真実【エビデンス不足?】
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(1) 合成品デアザフラビンの真実