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BARで出会った年下イケメン①「出会い」

本日の一曲:Sexy Zone 「ぎゅっと」

ある日、女友達とお酒を飲み、2軒目でBARへ行った。
そのBARはゲイのママがいて、お世辞にもおしゃれとは言えない
場末感満載のお店

そこに1人で現れた年下イケメン
普段出会わない、中島健人さん似
その存在だけで、新緑の香りがした

仮名「けんとくん」とする

ママに誘われて、カウンターの私の隣に座った

どう仲良くなったかなんて覚えてない
だってお酒飲んでしまっているから

家も近く、話が弾んだ
聞くと新卒で東京に来たばっかりだった

後日、けんとくんと私の友達を交えて近所に飲みに行った
ある日の帰り道、道端でキスしている男女がいた

私は酔いもあり、天を仰ぎ
「あ〜キスしたーーーい」と叫んだ

すると、どこからともなく声が聞こえた

「してもいいよ」

一度、振り返ったがけんとくんが横にいただけ
背後には誰もいなかった
私は幻聴だと思って、聞こえなかったことにした

するともう一度
「キスしてもいいよ」

もう幻聴ではない。現実でけんとくんが放った言葉だった

まさかの出来事にどうすることもできず
聞こえなかったふりでやり過ごした

このモヤモヤは、ゲイのママに聞いてもらうしかない
そう思って、後日ママのBARへ

話を聞いてもらっている途中でBARの扉が開く
けんとくんが現れた

ママ「あれ?待ち合わせしてたの?」
私「待ち合わせしてない」
けんと「してない」

これはもはや運命と言わざるおえない
そうdestiny

そしていつも通り一緒に浴びるほどお酒を飲み
ママに誘われて、別の店へ

そこでテキーラが運ばれてきた

ママ「けんとさ、アラフォーちゃんにキスしてよ!」
私「え?」
けんと「いいよ(目をつぶる)」
ママ「何やってんだよ!お前から行くんだよ!」
けんと「それは恥ずかしい」
ママ「アラフォーちゃん、やっちゃって!!」

「もうこれはノリだ、キスしよう」と思ってキスをした。
オスの匂いがした。意外だった。

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