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衣装となって羽ばたく。銘仙の力を舞台に。逸見織物さんにうかがいました。

 各地で大きなイベントが毎週末行われた10月でした。
 12月は大きなお祭りのある月ですが、今年はさらに「尾ノ内沢の龍」というイベントがあります。どうぞお楽しみに。
 前回の記事で、「素晴らしい役者さんたちが出ます」ということを書きました。
 役者さんたちがつける衣装がまた素晴らしい。
 この衣装は地元の「秩父銘仙」の「わざ」を使った布からつくられたものです。
 今日は布を寄贈していただいた逸見織物さんに、サーカス歌舞伎に向けた期待を伺いました。以下伺ったお話をまとめました。
◎熱心な方・・・
 村岡さんには内田家住宅のイベントの打ち合わせではじめてお会いしました。
 その後大西さんも来られ、二人で工場を見学してもらいました。
 地元のわざを活かして、イベントを作り上げたいという話も聞き、とても熱心な方たちだなという印象を受けました。
持っていたイメージと工場にある反物がぴったりでぜひ使わせてもらいたいということになりました。それが、ポスターでも大きく映っています。
◎応援してあげたい
 地域を盛り上げていきたいという情熱、そして限られた予算の中で実現しなくてはならないという話を聞き、うちにあるものは使っていただきたいという気持ちになりました。
 役者さんも大勢いるので布もたくさん使うということで、ほかの布も使ってもらうことになりました。龍頭神社へは行けませんでしたが、その時の布が衣装になって新たな命を吹き込まれた様子がわかりました。
◎舞台でどんなふうになるのだろう
 うちで織った布が舞台衣装になるのは初めてです。役者さんの動きが加わるとまたちがうのでしょう。ポスターや写真で少しずつその様子がわかってきました。
 大きなステージで布が生まれ変わるのでしょう。
 12月の舞台は絶対にこの目で見たいと思っています。

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