全く仕事をしない警察官と勤務した日の話。
単刀直入に言わせてもらいますが、警察官は仕事をサボっても給料が貰えます。
なんなら一生懸命働いている人と同額か、勤続年数と階級によっては更に多いです。
一般企業だとそんな奴一発でクビなんですけどね。笑
ちなみに警察業界で、全く仕事をしない人の事を、ゴンゾウと呼びます。
今回の記事では、私がそんなゴンゾウと勤務した時に感じた衝撃を皆さんにお伝えします。
１、勤務早々、スマホゲーム開始
通常、交番勤務が開始すると、巡回連絡（管内のお宅を訪問して家族構成聞くやつ）やノルマを達成する為交通違反取り締まりを行います。
そしてタスクを午前中に済ませて、現場が入っていなければ昼食です。
しかし、ゴンゾウは全く違います。
勤務開始早々、スマホを開いてゲームをするのです。
この光景を見た私は、
「いやいや、それはイカんだろ笑」
と、もはや笑ってしまいました。
通報を受けてから動き出すまでが遅過ぎる
こんな感じで朝からゲームをしていたゴンゾウ。
それでも管内で通報があればすぐさま向かわなければなりません。
ついに、何の事案か忘れましたが管内で事案が発生。
私はいつも通り、書類作成を中断してパトカーへ向かおうとしていました。
そんな中ゴンゾウは全く動き出そうとしません。
痺れを切らした私は、
「◯◯部長、早く向かいますよ？」
と声を掛けてようやく準備に取り掛かりました。
そして交番からめちゃくちゃ近所の現場にあり得ないくらい遅れて到着しました。
前から、「ゴンゾウの交番が臨場が遅いな」と思っていましたが、その理由は解明されました。
書類は一切作りません宣言
当日私は、他の交番から補助要員としてゴンゾウ交番で勤務していました。
いくら若手だとしても、一定の配慮はすべきです。
ところがゴンゾウはあろう事か、
「お前まだまだ経験が足りないから、書類は全部作ってね！」
と言いやがったのです。
結局、この日の当直で発生した書類は全て私が作成し、ゴンゾウは連名しただけでした。
否認見逃し
何もしないゴンゾウですが、月末で切符の件数が足りていなかったとの事でしたので、重い腰を上げて取り締まりをする事になりました。
そして今日の獲物を見つけ、声掛けをしたところ、
「ちゃんと止まったわ！」
「絶対認めないぞ！」
と、否認の意思を示しました。
その時私は、
「うわ、クソめんどくせえけど否認処理するか。」
と思っていました。
ところがゴンゾウは、
「じゃあ今回は注意だけで済ませるわ」
とホザいてしまいました。
でも一度吐いた唾は飲み込めませんので、完全に一時停止違反した車両をお咎め無しで返してしまったのです。
「こいつはなんで警察官になったの？」
と本気で思いました。
私徹夜、ゴンゾウ爆睡
この日の当直は、逮捕事案や行方不明事案等の時間を要する現場はありませんでしたが、ボリュームの少ない現場が立て続けに発生していました。
なので難易度は低いけど結構な量の書類が仮眠時間前に溜まっていました。
ここで仮眠してしまうと、翌日残業する羽目になります。
ですので私は仮眠時間を過ぎても書類作成をしていました。
ところがゴンゾウは、
「俺明日用事あるから先寝るね」
と言って仮眠時間ぴったりに仮眠室へ向かいました。
いやいや、俺だって予定あるっつーの。
とは言いつつも、やらなければならない事に変わりはないので、私は一睡もせずパソコンと睨めっこしていました。
引き継ぎ最中に本署へ直行
クソ眠い中書類作成を終わらせた私は、
・給油
・洗車
・提出書類の準備
等を行い、現場が入る事を恐れながら次の当直員を待っていました。
そして時間通りに次直員が交番に到着した為引き継ぎを開始しました。
すると、まだ引き継ぎが終わっていないにも関わらずゴンゾウは、
「おつかれした！」
と言って全く疲れていない筈なのに颯爽と帰っていきました。
クソむかついた私は、
「あいついつもこんな感じなんですか？」
「俺一人で書類作っていたせいで一睡もできなかったんですけど。」
と引き継ぎに来た次直員に聞いたところ、
「うん、あいつはいつもそう」
と一言。
「なんで野放しにしているんですか？」と言いたい気持ちを抑えて私は引き継ぎに注力しました。
こんな奴でも高給取り
たった一当直勤務した状況を説明しただけでも、労働量に圧倒的な差がある事は理解してもらえたと思います。
でも彼は私よりも年齢・階級が上です。
なので給料は私と比べて遥か多く貰っています。
こういうゴンゾウってマジで多いです。
ゴンゾウなんて呼び方廃止して「税金泥棒」で良いです。
いまでも全国各地に仕事をサボりながら血税を吸い上げている税金泥棒は沢山います
「警察官は外の世界で使えない」と言われているのは、こいつらの存在がかなり影響していると私は思います。