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本当のクソガキに対して行う少年補導なんて全く意味ねぇと言える理由

警察官が行う業務の一つとして、少年補導があります。

説明しなくても分かると思いますが、
深夜徘徊
未成年飲酒
未成年喫煙
粗暴行為
等に対し、警察官が条例と少年警察活動規則に基づき補導する活動です。

この活動を全国警察が行うことにより、非行少年や少年犯罪を防ぐ効果があるとされています。

でもこれは、比較的話の通じる少年少女の場合のみです。

世の中には話の通じないクソガキが存在します

奴らは、いくら警察官が親身になって接したとしても更生の余地なんて全くありません。

ちなみに警察官は少年を補導する際、
健全育成の精神を持って接すること
を求められます。

でも私は交番勤務を始めて一ヶ月でそんなもの捨てました

何故私がこんな捻くれた考え方を持つようになったのか、実体験を元に解説します。


基本的に奴らは警察を舐めている

私がクソガキ達に対して健全育成の精神を持たなくなった最大の理由。

それは、
奴らは警察官を舐め腐っているから
です。

私達も皆さんと同じ人間です。

舐めた態度を取る奴に対して穏やかに接する程優しくはありません。

ここでは、具体的に奴らが警察官にどのような態度を示してくるか、実体験を元に解説します。


単車とパトカーの鬼ごっこ

最初に紹介するのが、
 「単車とパトカーの鬼ごっこ」
です。

本当に下の動画のような状況が定期的に開催されます。

これ客観的に見ている分には面白いかもしれません。

しかし実際警察官として取り締まる側になると、迷惑極まりないです

当然の如く違法改造車です。

更に、
信号無視
一時不停止
車線変更違反
歩行者妨害
等の交通違反を普通に犯しています、

こんな事言ったら元も子もないかもしれないですけど、違反しただけなら誰にも迷惑を掛けません

しかしこれらが原因で事故が発生したり交通上の支障を来たす可能性が極めて高いんです。

奴らは遊び感覚かもしれないですけど、最悪の場合人の命を奪う可能性だってあります

だからこそ私達は公用車事故を起こすリスクを背負って追跡をするんですが、
蛇行運転
急減速急発進
を連発し、完全に警察官を嘲笑っています。

果たしてこんな行為を平気でやる人間が、更生すると思いますか?



仲間が集まった途端、威勢が良くなる

更生の余地がないクソガキの特徴。

それは、仲間が集まった途端に威勢が良くなる事です。

一人でいる時にタバコ所持で補導した際は、
すみません、親には連絡しないでください
と弱々しい発言をしていたのに、パトカーを見た仲間達が続々と集結してきた瞬間に、
警察なんて怖くねぇんだよ!
喧嘩したら俺の方がつえーんだよ!
と、同一人物とは思えない変貌を遂げます。

こういう勘違いしたクソガキには、ある程度脅した方がいいです。

本当はダメですが、
だったら今から俺と喧嘩するか?
と胸ぐらを掴んでちょっと威嚇すると、
いやいや、冗談ですよ
と、当初の弱々しいガキに戻ります。

現在の日本の警察官は、犯罪者であれクソガキであれ苦情を貰う事にビビりすぎいるから舐められるんです。

個人的には、これ位やっても良いと思います



補導中にインスタライブ開始

このタイプは本当に腹が立ちます。

奴らが法律違反を犯しているから我々は仕方なく補導しているのに、
違法職質されてま〜す笑
国家の犬さんこっち見て〜
と、許可していないのに急にスマホを向けられライブ配信を開始しやがるんです。

皆さん勘違いされているかもしれませんが、警察官に肖像権が無いは嘘です。

一般人と比べて受忍限度が広いだけで、肖像権はあります。

ただ、
・違法職質
・苦情事案
といった、警察官の違法公務が疑われる状況においては認められるので、判例では大抵の場合肖像権が認められていないだけです。

そう考えると、
少年補導した警察官の姿をインスタライブで晒す行為
は何の根拠もなくむやみやたらに撮影している事になります。

という事は、完全に肖像権の侵害ですよね。

でも実務上、わざわざ国費使ってクソガキ一人に対して訴訟を起こす事は出来ません。

要はやられ損です。

警察官という肩書きさえなければぶん殴りたいところですが、あくまで業務中ですので私は必死にこらえていました。

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