二女はエンターテイナー
小学校4年生の二女は、なかなかのエンターテイナーだ。
今年はクラスで「ドッキリ&誕生日係」という「会社」を立ち上げ、積極的に活動中だ。
「月2回ドッキリを仕掛ける」&「毎月誕生日の人を祝う」ということを目的とし、日々みんなを驚かせるべく策略を練っているのだ。
企業理念は、「誰も傷つけないドッキリ」を仕掛けること!
よく耳にする係といえば「外遊び係」とか「折り紙係」とか…
係活動でドッキリをするなんて、今まで聞いたこともなかった。
活動内容は例えばこんな感じだ。
「先生が教室に入ってきたら、クラスのみんなが恐竜に襲われて倒れてる」
ドッキリ🦖
二女は、紙皿とビニール手袋を使って恐竜のお面と手袋を作った。
こういう時の彼女の集中力はすごい。無心に工作をしていた。
できあがった恐竜のクオリティはかなり高かった。
当日、先生が朝学活に来られる前にクラスのみんなにドッキリの内容を説明し、一人には恐竜役を、その他の子達には床に倒れてくれるように頼んだという。
「え?みんな、どうしたん?」
教室に入って驚く先生の視線の先には、一頭の小さな恐竜がちょこんと椅子に座っていたと…
先生もみんなも大爆笑🤣
ドッキリは大成功!
二女のドッキリ企画を笑って許してくださる担任の先生の心意気にも感謝だが、二女のエンターテイナーぶりには脱帽だ。
ドッキリ係の仕事ではないけれど、今度の学活では「お化け屋敷」をするとのこと。
二女は黒と乳白色のゴミ袋を駆使し、シャラシャラカサカサと大きな音を立てながら雪女、トイレの花子さん、ジェイソンの衣装を作り上げた。
受験勉強中の長女は
「うるさいなぁ。あんたはほんまに陽キャやなぁ。」
と苦笑い。
中でもこだわり抜いたのがジェイソン。
お面を作り、チェンソーも段ボールで手作り🪚
雪女と花子さんはお友達に任せるが、ジェイソンだけは譲らないそうだ。
「早くジェイソンしたい!!」
と本人は意気込んでいる。
楽しい企画を次々に考えて実行する二女の企画提案力と行動力は、我が子ながら素晴らしいと思う。
天真爛漫な彼女は人を惹きつける何かを持っている。
人の心に入っていくのが上手いのだ。
親族からも可愛がられ、男女問わず友達からも慕われていて、先生からの信頼も得ている。
いいなぁ。
そのコミュ力、私にも少し分けてくれないものだろうか…
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