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二女のローラースケートデビュー✨

今年のクリスマスはサンタさんにローラースケートをお願いした小学4年生の二女。
Switchのゼルダの伝説と迷っていたようだが、ローラースケートを選んだところが外遊び大好きな彼女らしい。

25日の朝、いつもなら休日は9時半まで寝ている二女が7時前に起きてきた。
「あ!プレゼントある!」
さっそくツリーの下を確認。
かなり大きめの箱。

ラッピングを開けた二女が笑顔で声を上げる。
「やったぁー!!」

かなり本格的なローラースケートだ。
私はてっきり、一時期流行っていたような、靴の裏に小さなローラーがついたローラーシューズをお願いしていたのかと思っていた。

25日、私は午前中は仕事、午後は娘二人と我が家の女子会の忘年会としてカラオケに行くことになっていた。

「ローラスケートは一人でしたら危ないから、明日にしような!今日は我慢な。」
と私が言うと、二女が答えた。
「楽しみー!今日のカラオケも楽しみやし、楽しみすぎるー!」

26日も年休消化のため、午後から仕事を休ませてもらうことができた。
昼食を済ませてから、ローラースケートにチャレンジすることに。

二女は流行る気持ちを抑えられず、さっそく自分一人でプロテクターをつけようとしていた。
ケガをしないようにと、夫が手、ひじ、ひざのプロテクターを買ってきてくれたのだ。
プロテクターとヘルメットで完全防備!
これで転んでも大丈夫!

まずはローラースケートを履いてみる。
まるでスキーやスケートの靴のようにしっかりしている。
「大丈夫?キツくない?」
「大丈夫!いい感じ!」

恐る恐る立ってみる。
二女がヒョコヒョコ歩きながら言う。
「手、離さんとってよ!」

私はローラースケートはしたことがないので、どんなものか分からない。
「どう?アイススケートと似とう?どっちが難しい?」
「うーん。こっちの方が難しいかも!」

そうは言ったものの、去年アイススケートデビューしていた二女は、ローラースケートのコツをつかむのも早かった。

「すごいやん!光GENJIみたいや!笑」
「ヒカルゲンジって何??」
「ローラースケートで走りながら歌ってた昔のアイドルやで。」

何度か転んだが、プロテクターのおかげで全く痛くないようだ。
ただ、尻もちだけは痛いらしく、お尻パッドがほしい…と嘆いていた。

初日は1時間半ほど練習し、大満足で家の中に入った。
「めっちゃ楽しいー!」

翌日は私が丸一日仕事だったため、二女のローラースケートはおあずけ。

28日に二度目の練習!
プロテクターをつけるのも靴を履くのもかなり手際がよくなった。

初日よりも大胆に一歩を進める二女。
「光GENJI、いきます!笑」
かなり上手にスィー、スィーっと進んでいる。
「光GENJIがおる!笑」

二女をこよなく愛する私の母と姉に動画を送る。
「すごいやん!光GENJIみたいや。」
この年代はローラースケートと言えばどうしても光GENJIを思い出すようだ。

「曲に合わせて乗れる日も遠くないなぁ!」
姉のその言葉にいいことを思いついた。

曲をかけて動画を撮ろう!
Apple Musicでパラダイス銀河を探すが、残念ながら本家の光GENJIは見つからず、吹奏楽バンドのメロディーだけのものを発見。
とりあえずこれで行こう。

「🎵〜🎶〜♩」
二女の滑り出しからカーポートの柱につかまるところまでを撮影。

撮った動画を再生してみた。

二女は吹奏楽バンドが演奏する壮大なパラダイス銀河に乗って滑り、最後の「ジャジャジャジャン」と言うところで柱につかまりカメラに向けて満面の笑み!

思わず吹き出した。
どうやら、私が選んだ曲は高校野球の応援団のような吹奏楽バンドのもので、サビ部分だけを抜粋した15秒ほどの演奏だったようだ。
まさに奇跡のタイミング!

🎶  大人は見えない  しゃかりきコロンブス  夢の島までは  さがせない  🎶

我が家のアイドルは、今日もまた練習に励む。
無邪気な笑顔は推したくなるほどかわいいもんです。

夫は尻もちを怖がる二女のためにヒッププロテクターなるものを注文してくれた。
これで怖いものなし!
ファイト!
これからもずっと応援してるよ!



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