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アンギオと検査費用

カテーテルを使った造影剤検査(アンギオ)の入院前日にPCR検査をして、当日は朝ごはんを食べて、病院へ。

午前中は心電図と血液検査、X線検査などの術前検査をして、お昼ご飯は絶食。

アンギオ検査は、腕かそけい部からカテーテルを挿入するのですが、どちらも検査後に圧迫止血するために動かしてはいけない時間が4時間もあるんです。

腕だったらトイレも行けるから尿カテーテル無くても大丈夫だけど、足だったら4時間は頭も上げてはダメで寝たきりだそうで、不安なら尿カテーテル入れますとのこと。

担当医には、「腕からがいいです!」と伝えて、希望は伝えておきますねと言われていたんだけれど…

術着に着替え、着圧ソックスを履き、オムツを身につけ、点滴をして、看護師さんに連れられて歩いて移動。

カテーテル担当医(男性)や看護師(女性)さんと挨拶をして、

一目散に、
「腕からでいけますか?」と聞いたら、

「脳動脈瘤だった場合に、手術を見越して血流の検査もしたいので、足からいきます。」

がっかりする私はまな板の上の鯉状態で、尿カテーテルを挿入されるのでした。
(この時、空間を女性だけにしてくれて看護師さんが行ってくれました)

はじめての尿カテーテルは、想像よりは痛くなかったです。男性は尿道が長いので痛みを伴う人が多いらしい …(看護師談)

右腿のそけい部に麻酔を打ち、検査の始まり
※止血の際にテープぐるぐる巻きになるので、剃毛する事もあるそう

「流します〜」の合図から少し置いて、頭が熱くなる感覚と、オレンジ色の光が広がり、次の暗闇に青い光が宇宙にいるかのようにパラパラと写りました。

脳動脈瘤じゃなければ、検査は30分くらいですぐ終わるから!と言われていたけれど、、、

同じような検査を何度か繰り返されている中で、(あ、これはきっと、脳動脈瘤だったんだな)と思い、先生に聞いたのでした。

立派な脳動脈瘤ですね」と先生。

「やっぱりなー、検査長いと思ったんですよ。先生だったら手術します?」とわたし。

「今日の画像を3Dにして専門医で話し合わないとわからないけど、変な形してるからなんとも言えないな。視神経も近いから、ぼくならカテーテル治療にするかな」と。

先生はカテーテル治療で血管が破けたというような失敗は、現場では一度も見たことがないと言っていたけど、脳内で血管が破裂する確率は0ではない。

先生が圧迫止血してくれてる間、なぜ脳外科になったのか?なぜカテーテル治療を専攻したのか?などなど、質問攻めしていたわたしでした。

ベッドに寝かされたまま病室に戻り、そこから4時間寝たきり状態。でもまだ15時くらい。ここで寝ては夜眠れなくなる!と思い、ドラマ見たり、ラジオ聞いたり、腰が辛くなってきたので、持ってきていたタオルを看護師さんに当ててもらったりしながら、なんとか19時まで耐えました。

止血を確認し、尿カテーテルが外れました!
が、とてつもなく排尿したい感覚がありトイレへ行くも何も出ず…。尿カテーテルあるあるなのか?!

さあ夕飯だ!!(看護師さんが夕飯をとっておいてくれました)

病院食(味も量も足らない)だけど、誰かが作ってくれる有り難さを感じながらいただきました。

翌日の午前中、無事に退院。
1泊2日の検査入院代は、48,650円でした。

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