とある小西推しのひなたフェス2024 Day1
ひなたフェスが終わってしまった──
個人的になるほどと思った言葉を借りるとある種の"ライフイベント"とも言える、僕の中ではそれくらいの位置付けの一大イベントが9月9日の帰宅を以て終わってしまいました。
そんな余韻と虚無感の中、1ツイートと4枚の写真だけでは済ましたくないという思いから初めてnoteのアカウントを作ってまで個人のオタク記録を吐き出すと共に自分の中で次に進むための消化すべきステップとしてここに書き記したいと思います。
呪術の秤先輩によると熱なのです。
発表当時
5回目のひな誕祭Day2にて発表された当時は翌日の月曜から1週間の海外出張が控えており、仕事のヘビーさやパッキングが全然終わってない不安と素晴らしいライブを観て感動した余韻(月星、やさ邪魔がほんと良かった)、移動日とフライトを即決しないといけない強迫観念に苛まれ脳のオーバーヒートを強く感じていたのを今でも覚えています。
散々悩んだ挙げ句、さすがに金曜と月曜休むのは仕事的に難しかろうと土曜の朝移動にしたのが後に功を奏すのは当時の自分に間違ってはなかったよと言ってあげたい。でも理想は前泊して1日前からフィーバー状態になりたかった…
直前
始めはまだまだ何ヶ月も先や〜と思っていた"祭り"が気付けば四期生の武道館3days、24時間TVのチャリティーライブと慌ただしい中近付いて来てしまいました。スケジュールの過密もそうですが各ライブを観た自分の気持ちの整理や仕事の溜まり具合的にしんどかったです。
故に日向坂ちゃんねる等に出てきたゆかりのあるスポットやフェス飯に何があるか等全然調べてないまま9月6日の自分がそこにいました。もちろん僕の性格上パッキングは下着1枚すら詰めてない。
その日はXを開けば嫌でも前乗りしてフィーバー状態のオタクが目に入り、こちらの現実とのギャップにとても心が苦しかった。でもXを開いちゃう。
そんな中、放水あるよとの発表があり防水対策グッズを求め退勤後に100円ショップを周るのでした。
9月7日(土)朝
いつもより少ない睡眠で予定通りに起床し、羽田空港へ。
やっぱりひなこれ引いた方よねと言う事になり(謎のオタク理論)空港でコンプしてレインボーバッジをゲット。もう小西のクリアカードは手に入れたようなもの。
そして念願のソラシドエアーにご搭乗の時がやって来ます。
9月7日(土)昼
搭乗証明書をもらって安心して目を閉じると意識を失い、気付いたら一瞬にして宮崎着陸。宮崎って近いなあ。
空港を出ると南国感満載の景色が!
仕事柄国内や海外のいろんな都市に出張して来ましたが本当に人生初の地。宮崎、一体どんなにレアな土地なんだ…
空港から会場は割と近く、総合運動公園の入口に着くと係員さんによる駐車券チェック。チケプラアプリで駐車券を見せるとダッシュボードに掲示するためのロゴと日にちの入った紙をもらいました。いよいよです。
ついにフェス会場に到着し、まずは昼食のために「ひなたエキスポ」を目指します!
駐車場からの道中でメンバーフラッグや謎解きパネル、デジタルスタンプラリー用の浴衣フォトパネルをたくさん目にし、胸が高鳴りました。
エキスポエリア入ってすぐにCD購入会場が目の前に。かねてから直筆狙いで2日ともCDを買うつもりだったので流れでCD売り場へ。なんとこの人、フェス会場に来て始めにやったことはCD購入だったのです。
そんなこんなでフェス飯に向かいようやく昼食タイム。タルチキバーガーが魅力的でしたがその会場内で随一の長さの列が2本できていたので即諦め比較的人の少ない「餃子のキャプテン」へ。
──そして初日至福の瞬間(とき)が訪れます。
餃子の皮のモチモチ具合と食べ応えがすごかった。6個中3-3で2種類あったみたいですが舌がバカ過ぎて違いが分からず。くみてんドリンクは最後に残ったへべすが尋常じゃなく酸っぱかった。地鶏炭火焼も頂いて美味でした。
9月7日(土)スペシャルパレード
テントの日陰でお腹を満たしてまったりしていると僕の中での最重要イベントの時刻が近付いてきました。
14:30から20分程度と言われる「スペシャルパレード」です。
パレードコースに足を運ぶと沿道には既にオタク達の列が。すぐさまポジショニングを決断し、僕は道路近くの列に身を置くことにしました。
炎天下で期待と興奮の中待っているとついにブラスバンドの音がどこからか鳴り響きました。
ああ、あっちからまずはメンバーがやって来るんだ、僕のとこはまだ先だな、、と更に待つこと数分、メンバーを乗せたバスが自分の場所にゆっくりと近付いて来て興奮もMAXへ…!
バスが自分の正面に来てようやく誰がいるか認識する僕。
(うおおおおおおおおお!!!よーこ!美玖ちゃん!とりあえず何とかして写真を!
あれ、そう言えば小西いないな…)
刹那の中、右手を見ると本来こちら側から見えないバスの反対側にいるメンバーが一人こちらを見ていることに気付きます。
こ、小西────
まさかの小西が逆サイドに振り向いてこっちこっちと言わんばかりに自分の(小西の)顔を指差していたのです。
慌てて手を振るとあちらも手を振り返してくれて見事レスをもらうことに成功したのでした…!
もちろん一瞬の出来事過ぎて写真等に収めることはできなかったものの、初日昼にして自分の中の最高の瞬間の到来に暑さも忘れ立ち尽くしてしまうのでした。
その後バスが折り返して来て逆サイのメンバー達を拝むことができました。こにさんはいたものの再度レスをもらえるようなことは発生せず。
とにかく、パレードは本当にエグい。
そして自分の見える範囲ではおひさまの民度も良かったです。パレードのバスを群集が付いて歩く…と言うような事も想像していましたがみんなバスが通り過ぎても立ち位置から動かず、混乱や誰かが転倒するみたいな事故は起きませんでした。
当初予定の20分間よりは押して終わったかな…とその場を離れようとするとアンコールのような歓声が聞こえてきます。
なんとサトミツがパレードコースにいてサトミツコールが沸き起こっていました。よく分からない流れでサトミツが道路に寝そべってもういいよみたいなジェスチャーをして去って行きました。
9月7日(土)夕方、ライブ
パレード後はFCブースの受け取りタイムでしたが案の定電波が悪くて整理券を表示できず。
一旦エキスポを離れ整理券を表示して再びFCブースへ。
しかし整理券は見られずQRコードだけ見て「どうぞ〜」
実質QRコードのスクショだけでもOKとなっており、だいぶネット接続に苦戦したあの時間はなんだったのか…笑
ひなこれブースはFCと併設されており、自分はレインボーなのでクリアカードは任意の1枚と4枚のランダム入手でした。ランダムの4枚分は被りが無いように引き直してくれる仕組みで、「また同じカード出たし」みたいな表情を見せて引き直すスタッフさんが印象に残っています。
ひなたフェスは開演時間が17:00と早く、FCブースでもたついているともうあまり余裕の無い時間帯となってしまいました。
ライブ前にトイレに行きたいのはみんな同じでまずはトイレに並び、その後は命の危険的に飲み物も買いたいと自販機にも並んでいるといよいよギリギリの時間しか残されていませんでした。
サンマリンスタジアムに到着すると動線がかなり死んでいて場外に人が溢れている混沌とした状態でした。スタンド入場口は裏手の方でスタジアム周りをぐるっと歩く必要があり、人混みの中をそこそこの距離歩きました。ようやく入場ゲートの最後尾の看板を見つけると見たことない長さの列でこれは結構な人数が開演間に合わないと悟りました。自分の時間ギリギリの行動があったとは言え、相当の人数が未だ場外にいるのは何らかの入場ルートの欠陥があるのでは…と思わざるをえなかったのが率直な感想です。
ライブについてはスタンド席上段エリアだったのですが、俯瞰で見るメインステージや巨大スクリーンのバックに雄大な山々がそびえる眺めに感動し、日が傾いて夜になると三日月がライブ会場の上に浮かんでいたのがとても美しかったです。
キュンの時の衣装が可愛過ぎて推しメンやみくにちゃん達のまさかのヘソ出しにひとり盛り上がっていたところ周りはそこは重要ではなかったらしく「俺の見間違いかなあ」と思えるほど温度差を感じたのを覚えています。
あとは野外で夕暮れ時のライブという条件が揃っていたので「そろそろ夕陽Dance来るか?」と何度も期待していましたが2日間を通してその瞬間が訪れることはありませんでした。いつか夕方の野外ライブで披露されるまで僕は諦めない。
終演後は妖しく光るレインボー大根を尻目に駐車場へ。
9月7日(土)夜
総合運動公園を脱出し車で宮崎市内に戻り繁華街へ。
絶六の全体アー写にこにさんがいることに表題入りの実感が湧いて感極まりました。本当におめでとう。
そして地鶏を扱う居酒屋さんへin。
ニラを乗せて焼いたりと店員さんが焼き方を説明してくれました。焼くとツヤツヤと光り輝く地鶏がそのまま何も付けずに食べられてめっちゃ美味しかったです。このお店を紹介して下さった方に感謝申し上げます。
さらに買い出しのためにドンキへ。サービスカウンターに日向坂のパネルがあることにフェスの影響力の凄さに驚きました。レジの店員さんが日向坂のファンですか、と話しかけてくれたのが温かかったです。
宿に戻り軽く飲んでその日ゲットしたグッズを広げて交換会を行ってから眠りに就きました。
本当に長かった1日でした。
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