公認会計士試験短期合格者(11ヵ月)が伝える科目別勉強法 ~財務会計論・計算編~
今回は、公認会計士試験短期合格者(11ヵ月)が伝える科目別勉強法Part①ということで、会計士試験の絶対的王者でもある財務会計論・計算の勉強法について、書きたいと思います。
受験生であれば、誰しもが聞いたことのある「財務会計論を制すものが、会計士試験を制する」というワード。私自身、本当か・・?と思いながら勉強をしておりましたが、実際に試験を終え、成績開示があって初めて財務会計論の重要さを認識しました。
現在勉強中の方や、これから目指す方は、最初に財務会計論(特に計算)の重要性を理解し、会計士試験を制していただくために、お伝えできることはお伝えしたいと思います!
今回は、長くなるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします!!
自己紹介
本題の前に少しだけ、自己紹介をさせて下さい!
私(蘭丸)は、2022年に大学を卒業後、新卒で入った職場を6ヶ月で退職したのち、公認会計士試験の勉強に専念し、令和5年公認会計士試験(論文式)に11ヶ月で合格することができました。
これから会計士試験を受けようか迷っている方や、現在勉強中の受験生の方に向けて、自分の失敗体験も踏まえ、正しい勉強法をお伝えし、お役立てできたら幸いです。
財務会計論・計算が重要な理由(①)
会計士試験は財務会計論がすべてだ(言い過ぎ)や、成績上位者は財務会計論が得意であるなどの噂は誰しもが聞いたことがあるのではないでしょうか。
これらの噂は、個人的には事実であり、真理であると感じております。ですが、なぜこれらの噂が立つのかという理由を明確にしていくことに、財務会計論・計算の重要性を理解するヒントが隠されております。
まず一つ目の理由は、なんといっても試験における配点が多いということです。
短答式では、500点満点中、200点が財務会計論。内訳は、計算120点、理論80点です。(回によって多少の上下あり)
論文式では、600点満点中、200点が財務会計論。内訳は、計算と理論で半々という印象です。(論文式は偏差値で開示されるため、詳細不明)
つまり、短答、論文の両試験において配点が高いので重要である、といことです。
財務会計論・計算が重要な理由(②)
財務会計論・計算が重要な理由は、配点が大きいからだけではありません。
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