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chym
No.240食品って何?(ビタミンB12)
おはようございます。
今日はビタミンB12について書きます。
◎「赤血球を作る赤いビタミン」
ビタミンB12は赤色をしているので、「赤色のビタミン」と呼ばれる。
腸内細菌によっても合成され、極端な偏食をしない限り不足する事は無い。
ただし、胃を切除した人や胃粘膜に病変のある人は欠乏症に注意したい。
食品中のビタミンB12はタンパク質と結合しているが、小腸でビタミン12を吸収するためには、胃酸でタンパク質から分離させる必要がある。
そのため、胃を切除した人や胃粘膜に病変のある人は、食品からビタミンB12を摂取しづらい状態にある。
ビタミンB12は他のビタミンと比べ必要な量はわずかだが、細胞の分裂時に不可欠な補酵素で、核酸やタンパク質、脂質など様々な代謝に関わっている。
なかでも、葉酸と協力して赤血球を作り、血液の健康を維持する働きは、ビタミンB12の重要な働きのひとつ。
また、傷ついた末梢神経を回復させる働きもあるので、肩こりや頭痛、腰痛、眼精疲労などの末梢神経に関する症状を緩和させる効果がある。
◎ビタミンB12と一緒に取りたい栄養素
葉酸は、ビタミンB 12と協力してヘモグロビンを合成したり、動脈硬化を引き寄せ、システインを分解したりする。
ビタミンB12はタンパク質の合成を助け、神経細胞の機能を正常に保つ。
レバー(牛、鶏、豚)、さんま、しじみ、あさり、牡蠣、ハマグリなど、ビタミンB1に多く含む。
次回に続けます。