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No.141食品って何?(化学的消毒法)
おはようございます。
昨日は「物理的消毒法」について書きましたが、今日は「化学的消毒法」について書きます。
⚫️化学的消毒法に用いる薬品と特徴
記載順序
①薬品
②特徴
③適した用途
①逆性石鹸(陽イオン界面活性剤)
②洗浄力はないが、殺菌力が強い。普通の石鹸が残留していると殺菌力がなくなるため、普通の石鹸で洗浄した後に使用する。
無色、無味、無臭で刺激も少ないもので手指に最適。通常は10%前後、調理器具には、0.5〜1%程度に薄める。
③手指、冷蔵庫、食器・器具
①アルコール(エタノール)
②殺菌力が強い。安全性が高い。純アルコールより約70〜80%に薄めた方が消毒力が強い。
薄めすぎると効果が弱まるので、乾いたところに使用する。
③手指、冷蔵庫、食器・器具
①次亜塩素酸水、次亜塩素酸ナトリウム
②高度サラシ粉など。
腐食作用があり、金属には不向き。通常200ppmに薄めたものに3〜5分浸した後、よくすすぐ。時間の経過により効果は薄まる。
③ 手指、冷蔵庫、食器・器具
①クレゾール
②殺菌力は強いが強い臭い・毒性を伴うので、食品や調理器具には不向き。
1〜5%に薄めて使用。
③便所、室内
①オゾン水
②他の化学薬品に比べて、残留性が少ない。時間の経過により水に戻る。
③生野菜、調理器具
次に続けます。