見出し画像

No.182食品って何?(食品の貯蔵No.2)

おはようございます。
今日は「食品の貯蔵」の2回目を書きます。

◼️乾燥法
食品の水分を減らして、水分活性を低くし、微生物の繁殖を防ぐ方法。
乾燥法には経費がかからず簡単な自然乾燥と、質にムラのない製品が計画的にできる機械乾燥(人工乾燥)とがあり、
機械乾燥には「加熱乾燥」や「真空凍結乾燥(フリーズドライ)」などがある。
凍結させた食品を真空状態で乾燥させたフリーズドライ食品(真空凍結乾燥食品)は、乾燥に際して加熱をしないため、ビタミン、タンパク質などの成分変化が少なく、品質的に最も良い乾燥食品であり、復元性にも優れている。

◼️CA貯蔵、MA貯蔵法
CA貯蔵は、ガス貯蔵あるいは気体調節貯蔵とも言い、野菜や果物の呼吸を抑えて保存する方法。
酸素を少なくし、二酸化炭素などを多くした人工空気の中で密閉して貯蔵する。通常は低温貯蔵法とともに行うことで効果を上げている。
また、CA貯蔵より安価かつ簡単に、同様の貯蔵効果が得られるものにMA貯蔵がある。
これはプラスチックフィルムなどで包装することにより内部を低酸素・高二酸化炭素濃度状態に保つ貯蔵方法。
野菜や果物をポリエチレンなどのフィルムで包装すると、呼吸が抑えられるので鮮度を保てる。

次回に続けます。

いいなと思ったら応援しよう!