No.239食品って何?(ビタミンB6)
こんばんは。
今日はビタミンB6について書きます。
◎「タンパク質の代謝の際に、補酵素として働く」
ビタミンB 6は、腸内細菌からも合成されるので、不足しにくい栄養素だが、抗生物質を長期間服用したり、ピルを常用したりしていると、腸内細菌のバランスが崩れ不足することがある。
また、タンパク質の必要量が増す妊娠時や成長期の子供などは不足しないように注意が必要。
ビタミンB 6は、タンパク質の代謝の際に補酵素として働く栄養素で、皮膚や粘膜の健康維持、成長の促進などの効果が発揮できる。
また、脂質の代謝を助け、肝臓への脂質の蓄積を防ぐほか、葉酸やビタミンB12と一緒に摂取すると、動脈硬化の原因物質であるホモステインを分解し、動脈硬化を予防する。
その他、アドレナリンやドーパミン、セロトニンなどの神経伝達物質の生成にも関わっており、不足すると神経系の器官に支障をきたす。
さらに、ビタミンB 6はホルモンバランスを整え、免疫機能を正常に保つ重要な栄養素の1つである。
月経前症候群やアレルギー症状が緩和すると言われている。
◎ビタミンB6と一緒に取りたい栄養素
ビタミンB 6はタンパク質の代謝を助ける働きがあるので、合わせて取るとタンパク質の代謝効率を高める。
また、ビタミンB 6は脂質の代謝を助ける働きもあるので、合わせて取ると脂質の代謝効率を高める。
ビタミンB 6は免疫力を高める働きがあるので、ビタミンCを合わせてとると免疫力の向上が期待できる。
レバー(牛、豚)、鶏ささみ、マグロ、カツオ、バナナなどが、ビタミンB6を多く含む。
次回に続けます。