転職は潜入捜査
新たな職場に希望を抱き入社しても、前職より幸せになる保証はどこにもない。
新卒大量採用の実績を引っ提げ入社しても、実際任される仕事が時代錯誤の張り紙作成を任されることもある。
未来を創造する訴求で関心を持ったのに、旧態依然の組織で既得権益者の気分で何もチャレンジできないかもしれない。
雇用されることを望んだ訳で、立場は弱い。
ただ考え方を変えると多少は楽しめる。
潜入捜査だと思えば良いのだ。
映画ダブルフェイスのように。
主演のレオナルドディカプリオが警察官でありながら、身分を隠しマフィアに潜入するストーリーだ。
悪玉の尻尾を掴むため、マフィアの幹部に登り詰め、組織を崩壊するのだ。
詰んでいる企業は何かしら原因がある。
大抵既得権益者たちだ。
ただ、彼らはある意味強者だ。
他責にすり替える技は匠の域に達している。
万が一、そんな企業に入社してしまったら、真っ向から戦ってはいけない。
感情をストレートに出しても負ける。
人は自分の痛いところを指摘されたくない。
特に陰キャである程度の地位を手に入れてしまうと、過去のトラウマなのか、華のある人間を嫌う。
彼らには油断は禁物だ。
ひたすらマウントをとり、他責にできるタイミングを常に狙っている。
油断させる必要がある。
そんな訳ないだろ!と言われるくらい従うのだ。
ただ、絶対に心は許さない。
すると相手は何かしら違和感を感じる。
そして一年以上はそれを繰り返す。
そして皆がやりたがらない嫌な仕事をやり続けるのだ。
欲も自我も全て消すのだ。
ムカついても全て全力で謝罪。
額は地面につける勢いで構わない。
すると違和感を残しながらも、相手にとって、なくてはならない存在になっている。
間違いなく一目置かれる。
古い体質の企業では有効だ。
裏の情報がいち早く手に入るようになる。
給与も少しは上がるだろう。
これが潜入捜査だ。
だから何だ、という話だが転職してすぐ転職は日本では評価を下げる。だったら潜入捜査を楽しむのもアリだ。
この活動をしていると、自分にとって大切な人が誰かも見えてくる。
自分を利用しようとする人。
マウントを取ろうとする人。
馬鹿にしてくる人。
そして少数だが信頼してくれる人。
大事にできる人の人数は限られている。
それがわかるのは良くないだろうか。
ただ、ガッカリすることも多々ある。
あの人もあっち側だったかぁ、ってのはよくある。
そういう人はいずれ裏切るのだから、早いほうが良い。
我慢するなら楽しみながら我慢すると親友に出会えるかもしれない。
転職に失敗が多い人は是非試してほしい。
いずれこの記事は有料にするので、今のうちに参考にしてほしい。