夢泥棒
成功する人、成果を出す人は夢を語っている。
夢というか、
こうしたい!
こうなりたい!
想いをカタチにしようと努力する。
自ら切り拓こうとする。
一方で、
環境が悪いからパフォーマンスが上がらない、
と他人任せの思考の人もいる。
自分は頑張っているが、
上手くいかないのは自分のせいではない、
と現状に不満を言いながら甘んじる。
本当に環境のせいだろうか?
例えば、
サッカーの名選手たちは貧困街出身者が多い。
ジダン、マラドーナと大成功を収めた選手たちは劣悪な環境でスキルを磨いた。
日本のように球体を保っているボールで練習はできない。
親が送り迎えもしてくれない。
つまり環境は関係ない。
自分次第だ。
その環境で工夫して最大限楽しむにはどうしたらいいか、成果を出すにはどうしたらいいか、
考えて行動するだけだ。
にも関わらず、
コーチが悪い、
対応が悪い、
芝生が悪い、
と環境のせいにするのだ。
ビジネスの世界も同じだ。
パソコンが古いとか。
じゃあ新しいものにしたら成果出してくれるの?
と聞きたい。
自分の力量不足に気づいていないまま、
生きている。
怖くないのだろうか。
恐らく怖くないのだろう。
だから他責になる。
とはいえ何歳まで続けるのか。
40代の他責はかなり醜い。
そして他人の夢を馬鹿にするしかなくなる。
夢泥棒にはなりたくないものだ。