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焦りは禁物

若いころ『焦るな』とよく言われた。

成果を出したくて、正解を知りたくて焦っていた。
しかし焦ると無理が出る。
身体に、心に、人間関係に無理が出る。
特に意味もなく浪費してしまう。

今はあまり焦らなくなった。

焦っても仕方ないか、と思えるようになった。

なぜ人は焦るのか?

恐らく人の目を気にしているのだろう。

例えば、大学三年生の夏から就活をスタートしている学生の多くは焦っている。
小手指のテクニックを無理矢理詰め込んで疲弊する。
別に命を取られるわけではないし、どこに就職しても大差はない。
ずっとその会社にいるわけではないのに焦る。
だから受からない。

意味もなく結婚を焦る人もいる。
相手あってのことで何を焦るのか?
無理矢理結婚して離婚するくらいなら良い出会いがあるまで自分を磨けば良い。

ようは人の目を気にしているからだ。
それも自分の凝り固まった価値観で、別に周りは何も言っていないのに、ダサいと思われるかもしれない、カッコ悪いと思われるかもしれない、と空想で焦っているにすぎない。

誰もあなたに興味はない。
これを理解できている人が泰然と生きている。
だから良い出会いが訪れるし、良い仕事がデキる。

焦らない秘訣は、
思っているほど周りは自分に興味がないことを知ることだ。
だってあなたのために死んでくれる人いますか?
ほぼいないはずだ。
つまりそこまであなたに尽くしてくれる人はいないのだ。

誰もあなたに心底興味はないのだ。 
助けてくれるのは家族だけだ。

家族や身近な人を大切に泰然と生きているから興味を持たれるし、人が集まってくるのだ。


焦る必要はどこにもない。

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