2月12・13日はIPLメガオークション
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今年4月から世界最高峰のクリケットリーグ「インディアン・プレミアリーグ(IPL)」が開幕します。約2ヶ月間行われ、10チームが総当たり戦で2回戦った後に、上位4チームが決勝プレーオフに進出して優勝を決めます。
IPLでは開幕2ヶ月前に、毎回オークションを行っています。IPLの醍醐味であるオークションについて、今回触れてみることにしましょう。
サラリーキャップは9億ルピー
IPLに参戦する全10チームは、サラリーキャップが設定されています。
所属している全選手の契約金を合わせた金額に上限が設定されています。IPLでのサラリーキャップは9億ルピー(約13億8800万円)と決められています。
これは他のスポーツとは大きく違う点で、サラリーの上限が決められていることで、リーグ全体の戦力を拮抗させる目的があり、このことから白熱した試合が繰り広げられる仕組みになっています。
インド代表の中心選手、海外のスター選手は軒並み、報酬が高くなっており、若手選手や代表未経験の選手などは安くなる傾向があります。
既存8チームは最大4人まで残留
今年のオークションのルールでは、各チーム最大4人(インド人は3人まで)まで残すことができるルールになっています。従来は20人近くまで残留させることができましたが、新規2チーム(ラクナウ、グジャラート)にも強力な戦力を確保するために、今回は既存8チームは、4人までしか残すことができません。
今回のオークション前に、各チームがキープした選手はこちらです。
チェンナイ・スーパーキングス
🇮🇳ラヴィンドラ・ジャデジャ 1億6000万ルピー(約2億4500万円)
🇮🇳MSドーニ 1億2000万ルピー(約1億8300万円)
🏴モイーン・アリ 8000万ルピー(約1億2200万円)
🇮🇳ルトゥラジ・ガイクワド 6000万ルピー(約9157万円)
デリー・キャピタルズ
🇮🇳リシャブ・パント 1億6000万ルピー(約2億4500万円)
🇮🇳アクサー・パテル 9000万ルピー(約1億3700万円)
🇮🇳プリトヴィ・シャウ 7500万ルピー(約1億1500万円)
🇿🇦アンリッチ・ノーティエ 6500万ルピー(約9900万円)
コルカタ・ナイトライダーズ
🇯🇲アンドレ・ルーセル 1億2000万ルピー(約1億8300万円)
🇮🇳ヴァヌン・チャクラヴァーティ 8000万ルピー(約1億2200万円)
🇮🇳ヴェンカテシュ・アイエル 8000万ルピー(約1億2200万円)
🇹🇹スニル・ナライン 6000万ルピー(約9157万円)
ムンバイ・インディアンズ
🇮🇳ロヒット・シャルマ 1億6000万ルピー(約2億4500万円)
🇮🇳ジャスプリット・ブムラ 1億2000万ルピー(約1億8300万円)
🇮🇳サーヤクマー・ヤダヴ 8000万ルピー(約1億2200万円)
🇹🇹キーロン・ポラード 6000万ルピー(約9157万円)
パンジャブ・キングス
🇮🇳マヤンク・アガーワル 1億2000万ルピー(約1億8300万円)
🇮🇳アーシディープ・シン 4000万ルピー(約6125万円)
ロイヤル・チャレンジャーズ・バンガロール
🇮🇳ヴィラット・コーリ 1億5000万ルピー(約2億2890万円)
🇦🇺グレン・マクスウェル 1億1000万ルピー(約1億6800万円)
🇮🇳モハメド・シラジ 7000万ルピー(約1億720万円)
ラジャスタン・ロイヤルズ
🇮🇳サンジュ・サンソン 1億4000万ルピー(約2億1400万円)
🏴ジョシュ・バトラー 1億ルピー(約1億5280万円)
🇮🇳ヤシャスヴィ・ジャイスワル 4000万ルピー(約6125万円)
サンライザーズ・ハイデラバード
🇳🇿ケヴィン・ウィリアムソン 1億4000万ルピー(約2億1400万円)
🇮🇳アブドゥル・サマド 4000万ルピー(約6125万円)
🇮🇳ウムラン・マリク 4000万ルピー(約6125万円)
新チームは3人ずつ獲得
また今年から参戦するチーム、ラクナウ・スーパージャイアンツ、グジャラート・タイタンズは、既存チームが昨年11月に残留させる選手を選び終わった後、1月になり各チームが3選手を先行で獲得しました。
グジャラート・タイタンズ
🇮🇳ハーディック・パンディア 1億5000万ルピー(約2億2890万円)
🇦🇫ラシッド・カーン 1億5000万ルピー(約2億2890万円)
🇮🇳シュブマン・ギル 8000万ルピー(約1億2200万円)
ラクナウ・スーパージャイアンツ
🇮🇳KLラーフル 1億7000万ルピー(約2億6000万円)
🇦🇺マーカス・ストイニス 9200万ルピー(約1億6000万円)
🇮🇳ラヴィ・ビシュノイ 4000万ルピー(約6125万円)
各チームの保有枠
オークションが始まる前に、基本的なルールを抑えておきます。
まず、1チームが保有できる選手の枠は18人〜25人と決められており、そのうち外国人選手は最大で8人登録できます。
そして、1チームごとの予算は、チーム全体で9億ルピーまでというサラリーキャップが指定されています。先行ドラフトで費やした金額を引いた残金が、オークションで使用できる金額となります。
よって、各チームの残り使用可能金額はこちらになります。
チェンナイ 4億8000万ルピー(約7億3500万円)
デリー 4億7500万ルピー(約7億2800万円)
コルカタ 4億8000万ルピー(約7億3500万円)
ムンバイ 4億8000万ルピー(約7億3500万円)
パンジャーブ 7億2000万ルピー(約11億290万円)
ラジャスタン 6億2000万ルピー(約9億4970万円)
バンガロール 5億7000万ルピー(約8億7310万円)
ハイデラバード 6億8000万ルピー(約10億4170万円)
グジャラート 5億2000万ルピー(約7億9660万円)
ラクナウ 5億9000万ルピー(約9億380万円)
今回のIPLメガオークションでは、先行ドラフトで選出されなかった、1214人のうちからそれぞれのチームがオークション方式で獲得していきます。例年は1日だけの開催ですが、あまりにも膨大な選手数のため、今回は2日間に分けられて開催されます。
開始はインド時間の12時から開催されます。このオークション後に書くチームの全容が明らかになってきます。
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