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「筋肥大」したチームの総力で掴み取った勝利今期6勝目!

筆者:中山(#17)

・試合結果
Criacao Shinjuku Procriar 4-0 FCエコ・プラン
・得点者
前半16分 Procriar 奥野立己(#10)
後半5分 Procriar 奥野立己(#10)
後半18分 Procriar 西川玄記(#18)
後半27分 Procriar 奥野立己(#10)


関東リーグ参入戦に出場するために絶対に落とせない試合が続くプロクリアル。
今節の対戦相手は一昨年、東京都2部リーグにて同グループで苦汁を飲まされたFCエコ・プラン
一昨年のリベンジを果たすべく、そして2連勝してチームに勢いをつけるべくいつもに増して気合いを入れてこの1戦に臨んだ。

試合前のMTGにて、愛のあふれるキャプテン#2近藤が今日のテーマを掲げてくれた。

そのテーマとは「筋肥大

キャプテンの唐突な「筋肥大」という発言にメンバー一同驚きを隠せない。

「チームの総力を最大限膨れ上げるために、これまで以上に自分の可能性、仲間の可能性を信じ、繋がり続けていこう」こんなアツい想いからきた「筋肥大」というテーマ、
要するに「筋肥大」=「Vamos」(スペイン語で行きましょうの意)ということで
チーム全体が共通認識を持って試合を迎えることができた。

プロクリアルの試合の入りは想定より難しいものとなった。
縦に速いエコ・プランの攻撃に押し込まれ、開始早々ゴールに迫られる。
前半10分にはフリーキックからフリーでヘディングをあわせられ、あわや失点の肝を冷やすシーン。

また、エコ・プランの強みであるロングスローにも苦しめられる。
ゴール目の前まで飛んでくるこのロングスローは脅威だったが、集中を切らさずDF陣が弾き返す

序盤のエコ・プランの猛攻をしのいだプロクリアル。
ボール奪取後の素早い展開や#14滝澤の長短使い分けるボールの配給からペースを握っていく。

迎えた前半16分、#19戸部の持ち味であるアグレッシブなプレーから、ついに均衡が崩れる。
相手のパス回しに対し#19戸部が厳しくプレッシャーをかけボールを奪うとそのまま前線へ駆け上がり、ゴール前に正確なクロス。
このクロスに#10奥野がうまくあわせネットを揺らした。
#10奥野は嬉しい今シーズン初ゴール。
最近ジムに通い始めて身体にキレを取り戻し、絶好調の#10奥野。
亀を飼い始めたということもありプライべートも充実している。(亀の名前はテリー)

勢いに乗るプロクリアル。
前半17分、サイドを主戦場とする#20野沢がボールを奪うと中央へ展開。
勢いそのままに中央でボールを受けるためにポジショニングを取るも、惜しくも#6佐々木に「元いた場所にもどれ」と怒られサイドに帰る。

前半、躍動したのはプロクリアルの完全無欠のアイドル#15三重野。
果敢な攻め上がりでチームに勢いをもたらす。
前半27分には得意のシザース(軽快)でサイドを突破してクロスを上げるも、うまく合わせることができず。

躍動感でいえば繊細なタッチと独創的なパスが持ち味のジーニアス#7芥川も黙っていない。
この日はいつものボランチから1列前のシャドーとして出場。
いつも以上に積極的にシュートを放つも、ゴールを捉えることはできない。

攻め続けるもなかなか追加点を奪うことができないプロクリアルだが、#5吉田が攻守に奔走しチームに安定感をもたらす。

後半も主導権を握り続けるプロクリアル。
後半5分ついに待望の追加点が生まれる。
2点目の起点となったのはまたしても#19戸部。
素早い切り替えからサイドでボールを奪うと、
#20野沢へパス、ボールを受けた#20野沢がクロスを上げるとボールはきれいな弧を描いてファーサイドで待っていた#10奥野のもとへ。
これをヘディングで叩き込み、この日2点目となるゴールをあげる。

最近、約3キロの減量を経てコンディションを著しく向上させている#20野沢。
このアシストを皮切りにさらに勢いに乗る。
後半7分にはサイドをうまく抜け出し、カットインからシュートを放つもこれは相手のブロックにあってしまう。
周囲にフリーな選手が複数いたこともあり、ストライカー#9鈴木から「落ち着け」と怒られる。
流石に勢いにノリすぎたようだ。

勢いが止まらないプロクリアル。
後半12分には「ポケット」をうまく使った攻撃から#10奥野が折り返し、
ストライカー#9鈴木がダイビングヘッドで合わせるが、この日はゴールに嫌われているのか無常にもクロスバーに阻まれてしまう。

守備陣も集中力を切らさない。
カバー範囲の広い#6佐々木と前に強いディフェンスが持ち味の#2近藤がことごとく相手の攻撃の芽を摘んでいく。

追加点を狙うプロクリアルは
#18西川、#17中山を同時に投入すると、
投入から1分後に早速#18西川が魅せる。
センタリングの名手#20野沢がまたしてもピンポイントクロスを上げると#18西川が飛び込み、左足でシュートを放ちネットを揺らす。

#17中山も負けていない#6佐々木から縦パス(アウトサイドのパスにハマっているようだ)を引き出すと、華麗に反転。
サイドを駆け上がりクロスを上げると、待っていたのはまたしても#10奥野。
落ち着いて流し込みハットトリック達成。

試合を締めくくるべく、プロクリアルは
#8小坂、#13米田、#16岡村を立て続けに投入する。

師と仰ぐ#17中山の華麗なアシストに刺激を受け共鳴する#13米田。
最終ラインで積極的にボールを受けビルドアップに参加する。
中央ではボールの受け方がうまい#8小坂が積極的にボールに関わり、プロクリアルの攻撃にリズムをもたらす。
#16岡村も持ち前のスピードと思い切りの良さで再三ゴールを目指すも、ゴールを奪うことはできない。

エコ・プランも一矢報いるべく、少ないタッチでテンポよくパスを繋ぎプロクリアルゴールに迫るも守護神#12公文が身体でシュートをブロックし得点を許さない。

試合は4-0で終了。
久しぶりのクリーンシートでの快勝に喜びを分かち合うプロクリアルメンバー。

今節は、今シーズン悔しい経験をしたメンバーの活躍が目立った。
各メンバー、その悔しさをバネに自分なりにどうすればよいか考えてがむしゃらに努力をした。その努力が実を結んだのだ。
今シーズンリーグ戦は残り5節。
あっという間に終わってしまう。
1試合でも多く、最高な仲間とそして応援してくれるクリアソンファミリーの皆さんと勝利の喜びを分かち合うために、成長を続けよう。


#社会人サッカー
#criacaoshinjukuproariar
#クリアソン新宿プロクリアル

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