Criacao Shinjuku Procriar 岡村裕介退団のお知らせ
◾️背番号:16
◾️ ポジション : MF
◾️ 生年月日 : 1995/4/22(29歳)
◾️ 身長 / 体重 : 174cm / 69kg
◾️ 出身地 : 千葉県
◾️ 経歴 :→柏ラッセル→県立柏南高等学校→立教大学サッカー愛好会→FBFC(柏市)
◾️ 在籍:2021年~2024年
クリアソン新宿に関わる皆様、いつも応援いただき、ありがとうございます。
リリースの通り、今シーズンをもちましてクリアソン新宿プロクリアルを退団いたします。
このチームでの過ごした4シーズンはとても幸せでした。
末筆ですが、加入から今までの思いを書かせていただきます。
初めて活動に参加した2021年初頭はチームとしても再構築の過程にあり、人数も10名程度でした。
候補生期間に2度の練習試合が組まれていましたが、
1度目の試合でのパフォーマンスが自分にとって出来すぎる結果であったため、力不足が露呈しないよう、2度目の練習試合には戦略的欠席を敢行したことは今でも英断であったと思います。
(※あくまで当時のチーム状況での話です。)
そんな詐欺行為スレスレでチームに潜り込むことには成功したものの、いざチームの一員となってからも驚きの連続でした。
味方からのパスは強いし、日々の練習強度も高く、今までの経験をはるかに上回るチームレベルには笑うしかありません。
周りは笑ってませんでしたが。
また、一定のレベルでは普通とのことですが、セットプレー(コーナーキックやフリーキック)では場面ごとに謎の立ち位置が決まっており、毎度それを頭に入れて試合をすることは混乱の極みでした。
そんな刺激的な環境でサッカー競技者としての自身の成長を日に日に感じることはとても幸せだったと思います。
一方、シーズンを重ねるごとに自身の出番が少なくなり、試合開始から終了まで、ピッチの外で迎えるもどかしさや悔しさを感じたのも事実です。
ただ、そんな状況に対する苛立ちから矢印が自分の外に向きそうになるのを必死に堪え、自分にベクトルを向け続けてこれたのは大好きなチームメートや家族、そして応援してくださる方々のおかげでした。
目が合うだけで通じ合えるような、自分の可能性に期待し続けてくれたキャプテンや代表、
出番がないかもしれない自分を応援しに、遠方でもほぼ毎試合駆けつけてくれた愛する奥さん、
自分のためにとても大きな横断幕を作ってくださった方や日曜日の遅い時間のキックオフでも観戦に来てくださった方々。
そんな皆さんの支えがあったからこそ、30歳を手前にしたこの年まで大好きなサッカーでありたい姿を表現することができました。
これは決して当たり前のことではなく、そんな経験ができたこのチームに感謝しています。
今年9月には愛する娘も生まれ、サッカー、仕事、家庭と全てに120%全力をかけることができたことは私の財産です。
このチームを離れることにはなりますが、いつまでも全てに全力で、自分の周りの人々に少しでも活力を与えられるような存在になるべく、これからも頑張っていこうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。