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「細胞レベルのイキイキ」でもたらした4発!今季3勝目!!

筆者:岡村裕介(#16)

【試合結果】
Criacao Shinjuku Procriar 4(2-0.2-0)0 CERVEZA FC 東京

【得点者】
前半24分 Procriar 中山 凱斗(#17)
前半46分 Procriar 本田 彪(#11)
後半66分 Procriar 中山 凱斗(#17)
後半75分 Procriar 中山 凱斗(#17)

<東京都社会人サッカーリーグ1部第8節>
※7節は雷雨のため順延

「みんな、今日は細胞レベルでイキイキしよう」
試合前の全体の円陣でキャプテンの#2近藤がチームにかけた言葉である。

この言葉は元々数日前の練習後に#13米田が#2近藤の姿を評した言葉であった。
それが刺さったのか、この試合に掲げるテーマとして近藤は上述の言葉を使った。

今節の相手は現在の順位でも我々より上位につけるCERVEZA FC 東京。

#2近藤自身、同チームとの過去の対戦成績は5戦5敗。
そんな難敵相手だからこそ、この試合にかける想いは人一倍強いものであったのかもしれない。

そして、その想いは確実にチームに伝播し、Procriarは「魂のイキイキ軍団」としてこの試合を闘ったのである。

本節のスタメン

立ち上がりから相手守備陣の背後を狙う攻撃を徹底したProcriar。
#18西川のクロスを#5吉田が頭で合わせるボールはクロスバーになるも、いつも以上に攻撃時の気迫を増していた。

そして、スコアが動いたのは前半24分。裏に抜け出した#17中山が相手に迫られるも切り返し、滑り込みながら魂の一撃がネットを揺らす。

今節欠場の盟友の分まで、と言わんばかりの閃光ばりのスプリントで相手守備陣を切り裂く一撃であった。

守備では#6佐々木と#13米田が予測の高さと体を張ったプレーで相手の攻撃の芽を摘み、相手をゴールに近づけない。

集中力の高い試合運びで迎えた前半ロスタイム、#7芥川が魅せた。

敵陣深くまで切り込んだ#7芥川がクロスを送るとこれを冷静に#11本田が決めて追加点。
2-0として前半をこれ以上ない形で締めくくった。

後半に入り、一段ギアを上げてきた相手に対しても、球際の強さを見せた#2近藤が目をギラギラさせながら何度も敵陣までボールを運ぶ姿は圧巻であった。

そして迎えた66分、閃光の#17中山が再度相手守備陣を振り切りこの日2点目となるゴールで3-0。
この男、速い。

69分には球際のガッツが売りの#19戸部を投入。
随所でらしさあふれるデュエルでボールを拾うと、Procriarの攻撃は止まらない。

#18西川からの精度の高いサイドチェンジを受けた#2近藤が猛然とダッシュで駆け上がると一気にProcriarがゴール前へと走る。

この時、試合終盤のきつい時間帯にも関わらず、#2近藤は幸せを噛み締めるかのごとく恍惚な表情を浮かべボールを追いかけている姿には色んな意味で鳥肌の立つものがあった。

#2近藤がそのままクロスを送ると相手に当たったボールはこの日絶好調の中山の元へ転がるとこれを叩き込み4点目。
#17中山、ハットトリックである。

終盤にはさらに4枚を投入し、攻撃の手を最後まで緩めなかったProcriar。
試合終了とともに、今季初の連勝となる3勝目をあげた。

タイトル通り、チーム全員が細胞レベルでイキイキを体現した90分であった。
仲間のミスに対しても誰1人、目をそらさず、全力で守備をして、声を切らさなかった。
前向きなチャレンジには惜しみなく讃え、最後の最後まで闘い、走り、声を出し続けた結果が引き寄せた勝利である。

Procriarファミリー

次節も上位陣との戦いであるが、己の持てる力を存分に発揮し相手にぶつけたいと思う。

一人一人が自分たちの積み上げたものを信じて疑わない、そんな強い気持ちで挑んでいきたい。

その姿が見にきてくれた誰かの明日の活力になることを祈っている。

絶対勝つぞ!!

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#社会人サッカー
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#CriacaoShinjukuProcriar

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