勝負の9月、問われる結果に
・筆者:西川(#18)
・試合結果
Criacao Shinjuku Procriar 0-0 TOKYO UNITED FC+Plus
・得点者
なし
今節含め、残り3節となったリーグ戦。
集合時にはこれまでの闘いを振り返り、仲間への大感謝（スーパーハッピー）を胸に、全力で勝利をもぎ取ろうと意気込んだ。
対する相手は、TOKYO UNITED FC+Plus。
確かな足元の技術を駆使し、巧みな試合運びが特徴的な苦手意識を持つ相手だ。
9月の残暑を感じながら、17時にキックオフ。
序盤はお互いに3バックの布陣を採用し、ワイドに蹴り合う展開となった。
開始早々のプロクリは、奥深くまで蹴り込まれたボールにプレッシャーをかけ、CKを獲得。
最高な入り方だと思った矢先、アクシデントが起こる。
#11 本田のCKに勢い良く飛び込んだ#13 米田が相手選手と接触。応急処置を施したが、チーム判断で交代を余儀なくされた。変わってワンダーボーイ#10 奥野が投入され、攻撃が更に活性化されることを期待。
その後10分ほどはお互いに蹴り合い、探り合う展開となった。
次第に試合が落ち着きだすと、相手に先手を取られる場面が増える。ワンタッチパスやドリブルで剥がされ、ゴール前まで運ばれる場面が増える。簡単にゴールは割らせまいと、#2 近藤、#14 滝澤、#6 佐々木が防ぐ。#12 公文も的確なコーチングでチームを支えた。
しかしこの前半約20分間の代償も大きかった。#6 佐々木が致し方ない形で相手を倒し、イエローカードを受けてしまう。よって、次節累積により出場停止となってしまう。
もちろんチャンスもあった。CKの流れから#11 本田が放り込んだボールを#10 奥野が収め、タイミングよく落としたボールに、#19 戸部がボックス内でシュートを放つも無情にも枠外。（練習しろ！！！）
ここで給水タイムを迎える。
改めて守備時の立ち位置と、ビルドアップの意識を揃えて前半で先制点を狙う。
しかし展開を中々自分たちに持ってくることができず、上手くボールを前に運ぶことができない。
#7 芥川が起点となり、ショートカウンターでゴール前まで運ぶ場面もあったが、ラストパスやクロスが合わず得点を奪うことができない。この精度は、日々のトレーニングから一人ひとりがもっと拘っていこう！
失点しないことが何より大事。ポジティブな0-0をもって、前半が終了。
ハーフタイムは、いつもと変わらず絶え間ないコミュニケーションを全員で行い、後半に備える。
そして、「走る」が大きなテーマと自覚し、後半キックオフ。（戦術的な話はあえて割愛します！）
後半開始早々から長いボールを活用し、相手陣地でのプレータイムを増やす。
すると#19 戸部と#11 本田のコンビネーションから左サイドを崩し、ゴールまであと一歩のチャンスを作る。さらに、またもや#11 本田のクロスから#8 小坂がゴール前ドフリーでヘディングも、ゴール真上に外れてしまう。得点の匂いが漂ってくる展開となった。
しかし、相手も巧みな技術と効率的なランニングでチャンスを作ってくる。奪われたボールを簡単に取り返すことができず、流れを引き寄せ合う形となった。後半が15分ほど過ぎ、試合が落ち着いたタイミングで#5 吉田を投入。この展開でもチャンスを作り続け、勝ち切ろうというメッセージ付きの交代だ。すると神出鬼没な#5 吉田を中心としたパスワークで、アタッキングサードに侵入する回数が増えてくる。良い形でエースストライカー#9 鈴木までボールが入る場面が出てくるが、やはり最後のクオリティが味方しない。また、相手の隙をついた#9 鈴木が豪快にボックス内まで運び、横パスを#7 芥川まで送るも合わず、得点が遠い。まさにビッグチャンスだった。
サッカーは面白いもので、こうなると展開が変わってくる。
後半給水後から次第に走力が活きない場面が続き、相手に押し込まれる状態となる。
質の高いショートカウンターから何度もチャンスを作られる。サイドからクロスを多用され、こぼれ球を拾われシュートを打たれる場面も、全員でなんとか凌いだ。プロクリらしさが出たシーンとも言えるだろう。
このまま試合終了かと思われたが、#10 奥野が超絶ドライブシュートをボックス外から放つ。弧を描き入ったと思われたが、バー直撃。
その後はお互いにトーンダウンする形で試合終了。痛み分けの0-0となった。
大きな試練を与えてもらった試合だった。
残りはもう2試合。
どうなろうとこのメンバーでのリーグ戦は2試合を残すのみ。
仲間への感謝を大きな力に変えて、最後スーパーハッピーになれるよう全員でチャレンジしていきます。
もっともっと「闘う、走る、声を出す」を体現します。
頑張る時はいつも今！
