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Criacao Shinjuku Procriar  「昇格に向け勝ち点3を目指すもあと一歩届かず惜敗」 1-2|東京都リーグ2部3ブロック 第14節 試合結果

第56回東京都社会人サッカーリーグ2部第3ブロック
第14節 VS C.A REAL TOKYO ●1-2

4-2で勝利した前節の勢いのまま臨んだ第14節。
天候にも恵まれ、悲願の目標である1部昇格に向け絶対に落とせない一戦。
これまで積み上げてきた確かな自信と、常に挑戦者であり続けるマインドの両方を胸に、
勝ち点3を獲るためにチーム一体となり臨んだ。

前半開始から両チームとも主導権を握るべくロングボール中心の展開。
一つ一つの球際や競り合いが明暗を分けることを知る両チームは、互いに譲らず拮抗した展開が続く。
集中を切らさず声を掛け合い相手の隙を伺うプロクリアルとREAL TOKYO。
押本(#3)の味方を鼓舞する声や、中山(#17)の突破力を活かしたドリブル、高橋(#11)の高さを活かした配球などで活路を見出したいプロクリアルだが、中々チャンスをつくれない。
セットプレーであわよくば得点というシーンはお互い出るものの、これといったチャンスはないまま前半終了。

後半に入り、徐々に試合に動きが出てくる。
プロクリアルは強みである走力と、磨いてきたビルドアップで試合を優位に進め始める。
佐々木(#6)から奥野(#10)への正確なロングパスや、野沢(#20)の積極的な攻撃参加といったシーンも多くみられ、得点の雰囲気も生まれだす。
チャンスは演出するものの決めきれない時間が続く中、REAL TOKYOも一瞬の隙を逃さない。後半18分、カウンターから獲得したセットプレーから得点を奪う。
良い流れのさなかで失点したプロクリアルだが、伊東(#8)や横川(#1)のポジティブな声掛け、伊東に代わって入った小椋(#13)のクロスなどで逆転を狙う。
サイドの中山(#17)や奥野(#10)の個人技や、高橋(#11)と下浦(#27)の連携からチャンスを作り出すが、後半28分にまたも失点。

それでも諦めないプロクリアル。
若杉(#7)と上原(#4)のダブルボランチを中心にボールを展開し、果敢にゴールに迫る。
後半36分、佐々木(#6)→野沢(#20)→中山(#17)と繋ぎ、中山が冷静にゴール隅へ流し込む。
下浦(#27)→滝澤(#14)と選手交代&前線に押本(#3)と高橋(#11)を配置し最後の最後まで勝利を目指すも、ここで試合終了の笛。

リーグ優勝を目指すプロクリアルにとっては大きすぎる敗戦。
決して油断していたわけでない。優勝を目指しつつも、まずは目の前の試合に勝つ意識は全員が持っていた。
それでも、思い通りには中々いかない。
「なぜ報われないのだろう」「何が足りないのだろう」
そういった思いも意図せず頭をよぎる。
リーグ戦も残すは3試合。
あと少し、あと一歩を突き詰めることが何かに繋がると信じ、次節もチーム一丸となって勝利を目指す。

筆者:下浦 健太郎

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