【#ProcriarFilms】Vol.11 「不満」 髙橋蔵之介
あくまで個人の話です。
僕には不満があります。
理想に対してほど遠い自分
理想に対して乖離している現実
この差分を埋めるために自分の不満を満たしたいっていう想いがいまはひと際強いので、いまから殴り書きします!(笑)
■個人的な不満①
点が取れてない
プロクリに入団して僕が公式戦でとった点数を知っていますか??
そうです。1点です。
「FWだよ??」
「杉浦めっちゃ点獲ってるよ?」
そんな脳内アナウンスが流れる日々には、もう不満しかないです。
自分弱すぎです。
今年はやってやるからな!!
公式戦で10点
■個人的な不満②
オフザピッチでの組織への貢献
このチームみんなすごいです。
平日もちゃんとトレーニングこなすし、いろんな施策に対してみんな深く素直に向き合ってます。
「俺は???」
ってよくなります(笑)
チームメイトへのリスペクトはもちろんある中で、もっとなにか貢献しなければと特にシーズン始まって感じてます。
■チームへの不満
いいやつが多い
いいやつが多いのはいいことではある。
ただ特にみんないい意味で素直に気合が入ってるから、公式戦で変にうまくいかなかったり、試合で相手に出し抜かれたり、普通によくないパフォーマンスにつながっていることがある。
『目の前の勝負やパフォーマンスにとことんこだわってやれる』という状態から、たまに離れてしまうことがあり、そういうチームの姿に不満を覚えます。
ここまですごい嫌な気持ちになりながら筆を走らせてきました。
ここからは本当に大切だと感じていることを記載するのですが、僕がここまで素直に話しているのも意図があります。
それは、この素直な不満に向き合って貪欲であり続けることが、チームの理念体現に近づくと信じているからです。
不満ばかり書き連ねて何の意味があるのかと感じる人もいるかと思いますが、その先にあるものも=いまプロクリにいる理由や体現したい理念だったりすると思います。
不満に対して一つ一つ『なぜ』を考えることはとてもよい自己分析ですし、自分の大きなエネルギーになるものだと思います。
モチベーションっていろいろあって、こういうメンバーもいるのだなと思ってくれると嬉しいです。
思い返すと常時満たされない何かを抱えてサッカーし続けてきました。
小学生のエピソードを。
小学生時代GKをやっていました。
目立ちたがり屋だったので最初は手袋付けるだけで満足していました。
初めて小学生低学年の時、試合中にグローブをつけた喜びからグローブをいじっていたのですが、その間に失点しました。
当然コーチはあきれ、チームメイトのみんなは僕を攻めます。
あそこまでの罵詈雑言は人生でも最大かもです(笑)
ただ、この事象があってからなぜか僕はGKというポジションに向き合うようになりました。
そこには仲間を見返すという仲間への不満と、なんてことをしてしまったという仲間への不満に対し貪欲に満たされたい想いが強くなったからです。
・毎日お母さんに強いボールを投げてもらう
・夜7時まで先輩にシュートを打ってもらう
結果、チームではそれなりに頼られるGKになれました。
この年になっても自分の満たされない何かに素直になることが、チームに対して貢献できるのではないかと感じて貪欲にサッカーしていきたい。
というか、していく!!
もうこのチームでも3年目です。
今シーズン、貪欲に!
髙橋蔵之介をよろしくお願いいたします。