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Criacao Shinjuku Procriar 課題に向き合い善戦も、今季初勝利は持ち越しに

東京都社会人サッカーリーグ1部 第1節(延期分) vs 東京蹴球団

・筆者:野沢(#20)

・試合結果
Criacao Shinjuku Procriar (1-0.0-1) 東京蹴球団

・得点者
前半24分 Procriar 鈴木優太朗(#9)
後半17分 東京蹴球団

東京都1部リーグ2戦目。
相手は日本最古のサッカークラブ、東京蹴球団。
昨シーズンは1部リーグ4位という成績を残している。
前節、プロクリアルは引き分け。東京蹴球団は勝利。
勢いに乗ってる相手に対し、力量が試される試合となった。

試合開始早々からロングボールで、お互いにDFの裏を取りに行く展開。
激しい空中戦や球際の戦いが多く、中々ボールが収まらない。
ただ、この日もDFラインの#2近藤、#13米田を中心に
集中した守りで、あぶなげなくピンチを防いでいく。
いつも通りの安定した守備と声かけは間違いなくこのチームの強みだ。

ボールがなかなか落ち着かず、膠着状態が続く中、迎えた24分。
中盤でボールを受けた#5吉田のスルーパスに
#9鈴木がタイミングよく抜け出し、スピードに乗ったままシュート。
相手GKの頭の上を超え、そのままネットに突き刺さる。
ファーストシュートが見事得点に繋がった。

その後も勢いそのままに攻め立てたいところではあったが、
さすがは昨シーズン4位のチーム。
自分たちの守備の隙を見逃さずゴール前まで迫られる。
しかし、ここはチーム全員で身体を張りピンチを凌いでいく。

得点後、全体的にやや引き気味になってしまっていたが、
#9鈴木・#11本田・#15三重野・#17中山といった前線の選手が
積極的に相手DFラインの裏へ飛び出しチャンスを創出。
前半終盤には#14滝澤のミドルシュートなどもあり、
貪欲にゴールへ向かっていく姿勢を見せることができた。

前半を1-0で折り返す。
ハーフタイムでは改めて「チャレンジする姿勢を大事に」と
副キャプテンの#6佐々木がチームを占める声かけ。
前半で出た課題も全員で認識を合わせ後半へ向かった。

後半は開始早々、スローインの崩しから#11本田が抜け出しクロス。
クロスは相手DFに阻まれるもこぼれ球に#9鈴木が反応しシュート。
枠には飛ばなかったが、開始早々から良い滑り出し。
貪欲にゴールを狙う#9鈴木の姿勢はチームに勢いをもたらしてくれる。

しかし、勢いはそう長くは続かず、前半同様に膠着状態が続く。
相手のFW目掛けたロングボールや質の高いクリアに苦戦を強いられる。
そんな中、62分。
自分たちのミスからボールを失い、そのまま相手のクロスに合わせられ失点。
一瞬の隙をつかれ、それを丁寧に仕留められた。
前節もそうだったが、たった一つの隙がそのまま失点に直結してしまう。
今節でも1部リーグの難しさを体感することとなった。

失点後、#10奥野・#7芥川を投入。
ベンチからも#16岡村・#12公文・下小牧・若杉が声を切らさず雰囲気を作り上げてくれている。
引き続きピンチを招いてしまうシーンもあったが、
前節に引き続き先発の#41札野・#18西川が身体を張った守備で追加点を許さず。

我慢の展開が続く中、#10奥野からのパスにまたも#9鈴木が反応。
相手DFを振り切るスピードでゴールに迫るも、ペナルティエリア付近で倒されFKを獲得。
このチャンスでキッカーは#18西川。
惜しくも相手の高い壁に阻まれてしまう。

その後も#10奥野のスルーパスに#7芥川が抜け出しビックチャンス。
キーパーと1対1の状況だったが、相手キーパーがスーパーセーブ。
こぼれ球に#11本田が反応をしていたが、シュートまで持っていくことはできず。
決定力が足りない部分は今後課題として取り組んでいかなければならない。

最終的に、1-1で試合終了。
前節と同様に引き分けという形で終わった。

改めて東京都1部リーグという舞台で闘うにあたり、
一瞬の隙も見せてはならないし、
逆に言えば、一瞬の隙をついて勝利をもぎ取っていくチームにならなければならない。

次の試合まで時間はないが、できることはある。
昨年から積み上げてきた「闘う・走る・声を出す」
そこにプラスして今年取り組んでいるテーマ。
一つの勝利をもぎ取るためにもっとやれることはある。

次節、昨年のチャンピオン相手に勝利を勝ち取るために
この1週間をより良いものにしていこう。

#社会人サッカー
#クリアソン新宿プロクリアル
#CriacaoShinjukuProcriar


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