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今季7勝目を挙げ4位浮上も、プロクリアル戦士の表情に満足なし。

筆者:本田(#11)

・試合結果
Criacao Shinjuku Procriar 3(2-0,1-1)1 FLUTTO-FLUTTO

・得点者
前半30分 Procriar 吉田峻(#5)
前半36分 Procriar 近藤大洲(#2)
後半32分 Procriar 米田心(#13)
後半38分 FLUTTO-FLUTTO

関東リーグ参入戦、出場圏内である3位を目指すクリアソン新宿プロクリアル。12試合を終え、勝ち点21の5位。残り5試合、全勝しなければ可能性は低いだろう。
そんな中、今節対戦するのは15位につけるFLUTTO-FLUTTO。我々よりも下位とはいえ、3年前に敗北を喫した苦い相手。そう簡単に勝てる相手ではない。

今節のスタメン
サブメンバーの準備も万端だ

試合はプロクリアルのボールでキックオフ。
前半1分、キックオフの流れから#20野沢がクロスをあげる。セカンドボールに反応した#2近藤が右足でミドルシュートを放つも、ゴール右に外れる。
プロクリアルは、立ち上がりから厚みのある攻撃でゴールを脅かす。
一方のFLUTTOは、前線に長いボール放り込み圧をかけていく。しかし、#13米田、#14滝澤、#6佐々木の強固なDFラインが相手攻撃を跳ね返す。
前半8分、ペナルティーエリア右手前でフリーキックを獲得する。ボールの位置には、前節ハットトリックの#10奥野と2試合ぶりの出場となった#11本田。#11本田の狙い澄ましたキックは惜しくもサイドネット。
前半14分、#10奥野のロングスローに反応した#2近藤がバックヘッド。ポストの跳ね返りを#9鈴木がシュートを放つも枠を捉えきれない。少しずつだがゴールの匂いが漂ってきた。
そして、遂に待望の先制ゴールが生まれる。
前半30分、#11本田の右CKを#14滝澤が折り返す。ゴール前混戦から、最後は#5吉田の右足シュートでネットを揺らす。#5吉田に今シーズン初ゴールが生まれた。
さらに畳み掛けるプロクリアル。
前半36分、#20野沢の針の穴を通すような超絶スルーパスに反応した#2近藤。これを右足ダイレクトで合わせ、サイドネットに突き刺し、2点目。#2近藤にも今シーズン初ゴールが生まれた。
その後も、攻撃の手を緩めないプロクリアルは、#11本田のドリブル突破から、2度決定的なシーンを迎えるが、ゴールには至らず。
2-0で前半を終える。
後半開始から#2近藤に代わり、#7芥川を投入し、攻撃の活性化を図る。
後半5分、早速#7芥川が魅せる。中盤でセカンドボールを回収し、背後へのスルーパス。#11本田が抜け出し、クロスを上げる。これに反応した#20野沢が決定的なチャンスを迎えるも、ゴールを捉えきれない。
直後の後半8分。DFラインの背後へ抜け出した#9鈴木が競り勝ち、GKと1対1の場面を作るが、相手DFが後ろからたまらずファウル。DOGSO(決定的機会の阻止)の判定で退場となる。FLUTTOは残りの時間を10人で戦うこととなる。
数的優位に立ち、さらに畳み掛けたいプロクリアルであったが、逆に10人の相手に押し込まれる時間帯が続く。
立て続けにチャンスを作られるが、#12公文のビッグセーブで凌ぐ。これには#12公文も吠え、チームをもう一度引き締めた。
後半15分、#17中山を投入し、流れを変える。
その後も、攻め続けるが3点目が遠い。
すると、後半32分、左CKのチャンス。
キッカーは#17中山。インスイングの素晴らしいボールに#13米田が打点の高いヘディングで叩き込む。彼にも初ゴールが生まれた。
嬉しさのあまり、全速力でベンチの元へ。みんなで喜びを分かち合った。
後半37分、#8小坂と#15三重野を投入。試合を締めにかかるも、直後に一瞬の隙をつかれ、1点を返される。
その後も、一進一退の攻防が続くが、集中した守りでゴールを許さない。
そして、3-1で試合終了。

今季7勝目を挙げたが、満足する選手は誰1人いなかった。
20本近くシュートを打つも、終わってみれば3得点。相手選手が退場し、数的優位に立つも落ち着かない試合運び。得点直後の失点。勝利の裏で我々の弱さが如実に出てしまった。
勝利するだけでは満足いかない我々は、現状に慢心せず、常に成長を求める。
次節の駒澤大学GIOCO世田谷戦まで、約1ヶ月の期間がある。もう一段、二段レベルアップしたプロクリアルが見られるに違いない。
関東昇格のために、僕らは成長を止めない。

#社会人サッカー
#クリアソン新宿プロクリアル
#CriacaoShinjukuProcriar


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