お店巡り企画#4 【bigote】
お店巡り企画の4弾目は、前回インタビューさせてもらった【J-CLUB】の川元さんからご紹介いただきました、新宿三丁目にあるイタリアンレストラン【bigote】の市村さんです!
市村さんは徳島市立高校のサッカー部出身で、選手権にも出場された経験もあり、いまでも週に1回のサッカー・月に1回のフットサルをされているほどサッカー好きなオーナーさんです!
Q.お店を始めようと思ったきっかけを教えてください。
A.(市村さん)大学もプロのサッカー選手を目指して入ったんですが、やっぱりなかなか難しいなと感じて断念しました。それから自分らしく働ける仕事を考えたときに、飲食店で働きたいと思ったんです。
小さい頃からサッカーをやってきたのも仲間とワイワイやるのが楽しかったっていうのもあると思うんですよ。人と接するのが好きで、自分の家に迎え入れるような感じでお店をやりたかったんです。
当時はまだ26歳で若かったのもあり、周りからはもっと修行してからにしろとか、何店舗も働いて勉強してからのほうがいいとか言われたんですけど、自分が想いが熱いうちにやりたくて、思い切って始めました。
Q.店名の由来を教えてください。
A.(市村さん)【bigote】って口髭っていう意味なんですけど、自分が大学3年くらいのときからお店をオープンする26歳のときまでずっと髭を生やしていて、自分のポリシーみたいになっていたんです。あとは髭が伸びていくように、お店も長く続けたいなというゲン担ぎも込めて【bigote】って名前にしました。
Q.新宿三丁目にお店を構えた理由を教えてください。
A.(市村さん)19歳のときから26歳まで勤めた【どん底】というお店がここから歩いてすぐのところにあるんですが、知り合いも多く、馴染みのある場所でやりたかったっていうのがありますね。あとはお店がオープンした2008年は副都心線が開通した年で、ここら辺がさらに盛り上がろうとしている時だったのも良かったですね。
Q.20年間、新宿三丁目で働いてきて感じていることを教えてください。
A.(市村さん)自分が働き始めた19歳の頃は、新宿三丁目っていうと大人の街で若い人が入りづらい雰囲気だったと思うんです。だけど、デパートができたり、商業施設がたくさんできたことで若い人たちも来やすい街になったなと思いますね。
家賃の高い一階にお店を出しているのは大手がほとんどですけど、今でもビルの2階や3階には個人でやっているお店が結構あって、そういうところはそれぞれ面白みがあって、魅力の一つかなと思いますね。
Q.【bigote】の売りといえばコレ!っていうものはありますか?
A.(市村さん)うちはシェフの腕が良いので、料理はなんでも美味しいです!常連のお客さんはサラダと前菜はシェフにお任せで頼まれる方も多いですし、野菜も全国からおいしいものを取り寄せているので食べてみてほしいですね。
12年前、お店をオープンするときにシェフを探していて、知り合いの紹介で静岡まで会いに行きました。その時が初対面でシェフの料理を食べたわけでもないのに直感でこの人と一緒にやろうと決めました!
そんな始まりから12年が経って、あの時の決断は間違ってなかったし、今では家族より一緒にいる時間が長いですね。(笑)
Q.お客さんへの想いを教えてください。
A.(市村さん)仕事を終えて、疲れてるところに落ち着ける場所というか、第二の家みたいな感じで気楽に寄って、寛いでもらえるような場所でありたいなと思います。
インタビューをしてみて。
今回記事には書いていませんが、【bigote】はコロナ禍においてクラウドファンディングを実施されていましたが、なんとたったの24時間で目標金額を達成していたそうです。それはやはり、市村さんの人柄によるものと、このお店に通う常連さんたちが第二の家のように【bigote】を想っているからなのだろうなと感じました。
自分もはやくシェフにおまかせの美味しい料理とお野菜を食べに行きたいと思います!
【bigote】
〒160-0022
東京都新宿区新宿3-7-7 十字屋ビル2F
TEL 03-3341-2159
営業時間
18:00~26:00 (火曜~土曜)
17:00~25:00 (日曜・祝日)
月曜定休
新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。