ある東大生が小坊主の進路教室に毎日参加するわけ
※写真はウィキペディアさんより
こんにちは。Criacao(クリアソン)の小坊主こと竹田です。
小坊主の進路教室は、1週間に一回ゲストなしというか小坊主がひたすら部活や就活や哲学的なテーマに沿って話したり自由な相談会があるのですが、そこで「なぜ小坊主に来ているのか?」なんて話をした時のことを本人の許可を得てちょっと書かせてもらいます。
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東京大学体育会4年生の方なのですが、就職活動で全然受からなかった。本人は非常にショックだったようです。
なぜならここまでの人生で「失敗したことがない」から。東大も現役。きっとあるのだろうが、自覚するような大きな挫折や失敗経験はないとのこと。
初めての挫折。失敗。
本当に苦しかった。悩んだ。
なぜ自分はなぜ受からなかったのか。
就活を舐めていた。これまでのようになんとかなると思っていた。だからOB訪問も全くしてこなかったし、アドバイスを受けることもしてこなかった。
結果、希望業界はあったがその業界の本質というか立体的に、相対的に仕事を理解出来ていなかったし、自分のことも立体的に相対的に理解出来ていなかった。
苦しみの先にそんな反省に至った。
「そんな自分を変えたい」
そのタイミングで色んな社会人が登壇する小坊主の進路教室が目の前にあった。
「これに毎日参加することで自分を変えられるかもしれない」
結果、色んな価値観や人生、生き方、仕事観に触れることで、全てが学びになり、本当に全回が楽しい。
「もっと早くから色んな価値観に触れることをしていれば良かった・・・」
でもそれに気付けた就職活動。
「結論大学院に進みますが、自分らしい人生を送る為に、これからも参加し続けます。」
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そんなことを話してくれた学生がいました。涙出るじゃないのよ。いや、今書きながら涙ちょっと出ました。
一緒にいた学生もみんな感動ですよ。3年生はいい話聞けたよね。
学生一人ひとりにストーリーや想いがある。全員のストーリーや想いを聞くことは出来ないけど、みんなの大切な人生の時間を貰っている。1分1秒無駄にせず本気で向き合いたいと思った。
知るは愛に通ずる。
愛は自分にとってのガソリンだ。
また頑張ります。
小坊主