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Tableauで使われている2つのテクノロジーと裏側で行われている処理
Tableauはデータペインからピルをドラッグ&ドロップすることでシートに動き華麗なビジュアライズを描いてくれます。
しかし、これ裏側ではどうなっているか気になりはしませんか?
その秘密は、特許技術『VizQL』とTableau のデータエンジンテクノロジー『Hyper』にあります。
『VizQL』と『Hyper』
Tableau公式サイトのTableauテクノロジーから引用します。
Tableau は、2003 年にスタンフォード大学で生まれました。その基盤となったのは、シンプルなドラッグ & ドロップ操作だけで高度なビジュアライゼーションを作成でき、データの操作方法を完全に変えるテクノロジー、VizQL™ です。VizQL は、ユーザーによる操作をデータベースクエリに変換しその結果を目に見える形で表現する、特許取得済みのクエリ言語です。そして、それに続く進歩と言えるのが、数十億行ものデータのアドホック分析を数秒で実行する能力を持つ Tableau のデータエンジンテクノロジー、Hyper です。Tableau プラットフォームのテクノロジーの柱である Hyper は、独自の動的コード生成手法と最先端の並列処理手法を用いて、抽出の生成やクエリ実行で高速なパフォーマンスを実現します。
高度な可視化を実現する『VizQL』と高速でアドホック分析を実現する『Hyper』。これらの技術があってTableauが使えるBIとして地位を確立しました。
裏側で行われている処理を確認
海外サイトではもう少し詳しく図解で記述されています。
![](https://assets.st-note.com/img/1668777970588-ifwi17AHYk.png)
Driverのあと、図の右上のselect~fromはSQL(Structured Query Language)です。裏側でSQLをかき、RusQuery(クエリを走らせ)、VizQLを通じてProcessing(加工して)、最後にRendering(データを整形して表示)。こういったフローでデータを可視化してくれているのです。
そして、次の図。ユーザ側では見られない画面なので刮目です。
![](https://assets.st-note.com/img/1668778282667-qBpKeJ3C1I.png?width=1200)
VizQL は、すべての Tableau プラットフォーム (Tableau Desktop、Server、および Online) で実行されます。これは Tableau 開発チームの所有物であるため、Tableau ユーザーが表示またはカスタマイズすることはできません。
Tableau開発チームが見れる画面のようです。
青枠のところはQueryですが、SQLがしっかりと書かれています。
この裏側の処理は、いつか公開されないかなーと思っています。
自分たちがやった作業が、どういう処理なのか?あとからSQLで振り返ることができたら、理解が一段と深まりそうですし何より処理のエラーに気づきやすくなる気もします。
前任者が作ったダッシュボード。処理が複雑で何がどうなっているのかわからない。。こんな相談は色々なところであがっていそうです。
と、話はそれてしましましたがTableauで使われているマニアックな技術2つと処理の図は覚えておくとマニアに近づけるかもしれません。
SASA
今日の野鳥
ヒヨドリ(Brown-eared Bulbul)
グレーヘアー。首回りの茶色のマフラー。日本中四季を通じで見られる野鳥です。どこの地域にいっても出現してくれる可能性が高いので安心します。
ところ変わり海外のバードウォッチャーにとってはレアな鳥です。
なぜか。分布が日本に限られているため、海外では見られないからです。
普段当たり前と思っているものが、誰かの貴重なものであるということは多々あります。『今日という日常』がまさにそれです。
![](https://assets.st-note.com/img/1668778877850-ztkEF3uAna.jpg?width=1200)
長文を読んでいただきありがとうございます。