あれから二年 #3
罹災証明とは、災害で被害をうけた家屋など、おもに建物の被害状況を証明するもので、被災者が市区町村に罹災証明の発行をしてほしいと申し出ます。
被災証明とは、災害で被害をうけた家財、自動車など、主に動産の被害状況を証明します。
被災証明が発行されると、自治体によってさまざまな救済措置を受けることができます。
我が家は9月30日に罹災証明と被災証明を発行されました。
本来は調査員が実際に被害状況を見て判定されるのですが、私が住んでる市は、聞き取り調査と被害状況の写真で損壊の程度が判定されました。
調査員に聞かれたこと。
☆屋根は、瓦がはがれたり、飛んだりしていますか?
→はい、しています。
☆部屋の中から天井を見上げた時、突き抜けていたり、空が見えてますか?
→いいえ、それは無いです。
☆雨漏りがして、床に水が溜まっていますか?
→一階リビングが、雨漏りして水が流れてきました。
一部分だけ雨漏りの水で床が水浸しになりました。
今は溜まっていません。
被害の写真を見てもらう。
そこで聞き取り終了。
一部損壊 という判定がすぐに出ました。
被災証明は、外構フェンスが破損している写真を見てもらい、自動車の被害についてを写真を見せて、証明書を発行してもらうことに。
ここで問題発生で、自動車のナンバーをしっかりと写真に収めていなかったため、自動車の証明書発行は後日にすることに。
写真は、被災した当初からたくさん撮影してきました。
そしていつでも証明として業者さんに見せられるように、
そして、渡してもいいように、複数枚、印刷していました。
証明書の発行をしてもらうために見せた写真は、市のほうで必要とのことで渡しました。
すべての写真を見終わって判定が出た時、
調査員の方が、瓦が当たって車のリアガラスが破損して全体的にぼこぼこになった写真にとくに目をとめてくださり
「心からお見舞い申し上げます。大変な状況ですね。」と涙を流してくださったのは、今でも忘れられません。