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檜洞丸のシロヤシオ
シロヤシオが咲く山は多分あちこちにあると思います。
しかし丹沢でシロヤシオと言えばやはり檜洞丸ということになると思います。
シロヤシオはブナと共存していることが多いようですので、丹沢でもブナの多い檜洞丸が多くみられるということだと思います。
ブナの新緑と純白のシロヤシオは初夏の本当に美しい景色を作ってくれます。
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毎年のことですが、日の出の頃に登山口を出発します。
歩き始めて2時間半ほどするとちらほらシロヤシオにお目にかかれます。
ちょうど午前7時前頃でしょうか。
まだ太陽は十分低い位置にあるので斜めからの太陽光が新緑の葉っぱや白い花に当たってもコントラストが強くないので非常に美しく見えるのです。
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この非常に美しく見える時間帯に花を見たくて早朝から登り始めるのです。
勿論それだけではなく、多くの登山者と合わずに静かに花を見ることができるという利点もあります。
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シロヤシオが多くみられるようになると、しばらくは登山道の両側にシロヤシオが咲き、登山道はシロヤシオのトンネルのようになります。
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そして山頂まで30分ほどはあちこちに巨木のシロヤシオが見られるようになります。
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iPhoneのパノラマ機能で撮影
今年は見事に満開のピークを迎えている時でしかも晴天の日に登ることができました。
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しかもいずれの木もびっしりと花を咲かせているので、当たり年と言えましょう。
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お花見をしながらの登山は、疲れをあまり感じないもので、登山口からしばらくは息も上がっていましたが、ここまで来ると花を見るための休憩や写真を撮ることで疲れがなくなってしまいます。
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一つの花を見るために行く登山も楽しいですよ。
こうしてきれいな景色が目に焼き付くと、また来年も行こうと思ってしまうんですよね。