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黄葉のパノラマ風景・上高地

先月、きれいに晴れた空の下、晩秋の上高地を散策しました。
その際にiPhoneのパノラマで撮影した写真をまとめました。
既にご紹介した記事の写真をパノラマ撮影しただけですので目新しいものではありませんが、ぜひ画像をクリックして画面いっぱいで画像を見てください。


また、今年の梅雨前の新緑が美しい上高地を散策したときのパノラマはすでに投稿しているので、同じような場所の写真はぜひ対比していただくと上高地の季節の変化が分かると思います。

①梓川沿いのカラマツの黄葉
河童橋近辺から田代橋辺りまでの梓川沿いは非常にきれいなカラマツの黄葉を見ることができます。
晩秋の上高地ではこの一帯だけを歩いて過ごしてもいいかなと思います。

朝の7時10分ごろ、河童橋から田代橋へ梓川沿いに歩いていくと梓川がS字に大きく曲がる所があります。ここからはカラマツが川沿いに並んで黄葉している景色が見られます。私の好きな場所です。iPhoneのパノラマ機能で撮影。
朝の7時半ごろです。まだ上高地の中に太陽の光が届いていませんが、非常に美しいカラマツの黄葉が楽しめます。iPhoneのパノラマ機能で撮影。
これは朝の9時半ごろです。この季節は太陽の光が梓川に届くのがこの時間以降となります。六百山の上から太陽が姿を見せてカラマツの上部から光が当たりだします。非常に美しい景色です。
ただ、この日は強烈な光だったのでパノラマなどで撮るとフレアが入ってしまいます。
iPhoneのパノラマ機能で撮影。
夕方4時ごろ、まだ山には日が当たっていますが、梓川沿いにはもう太陽の光が届きません。
しかし、まだ明るさが十分あり、きれいなカラマツの黄葉が楽しめます。
この写真はバスターミナルの近辺です。iPhoneのパノラマ機能で撮影。


②早朝の田代湿原と田代池
すでにご紹介している写真をパノラマで撮影しただけのものとなります。
朝6時半ごろ、私の持っていた温度計では氷点下になっていました。
新緑の頃とは全く違い、霜の降りた全く違う風景となっていました。
これはこれで非常に美しい世界で、寒さを忘れてしまいました。

穂高連峰には早朝の太陽の光が当たっていますが、湿原はまだ光が届かず、一面霜で白くなっています。これはこれで大変美しい景色です。
iPhoneのパノラマ機能で撮影。
田代池も新緑の季節とは全く違う表情です。
枯れた草には霜が付き、カラマツは上の方の葉っぱが霜で白く見えます。
寒そうな景色ですね。太陽の光が届くと全く違う景色になることでしょう。
iPoneのパノラマ機能で撮影。


③明神池
池が鏡のように後ろの山肌の状況を写し取る景色はかなり条件が整う場合のみに見られるのでしょう。
少しでも風が出て池の水が波打ったら鏡の世界はないでしょう。雨が降ったり湿気が多くてもきれいに映りこまないでしょう。
ここまで鏡になった明神池を初めて見ました。

池の後ろの黄葉の景色を写し取った水面。波が全く立っていません。
こんな条件になる日はそんなに多くはないでしょう。
iPhoneのパノラマ機能で撮影。


④岳沢湿原辺り
ここは新緑の季節には朝早く行くとウグイスがよく鳴いているところです。
4、5年ほど前に行ったときは、警戒心が強いはずのウグイスが、よく見える場所でしきりに鳴いていました。多くの人が驚いてカメラを向けていましたが、全く気にするようなこともなく、鳴き続けていたのが強烈に印象に残っています。
さすがに晩秋ともなるとウグイスどころか全く鳥の声が聞こえませんでした。景色も美しいものの少し寂しく感じました。

晴れていても少し寂しく感じる景色となっていました。六百山が立派に見える場所ですよね。
iPhoneのパノラマ機能で撮影。


⑤徳沢近辺
明神から徳沢に向かって行くと、もうすぐで徳沢のキャンプエリアに入って行く手前で、梓川の河原が広がって見える場所があります。バックに前穂高岳が見え始め、ここでもなんとなくカメラを向ける人が多いところです。
私も新緑の季節にここで撮ったので、今回も同じところで撮ってみました。
新緑と黄葉、どちらが美しいですかね。
どちらもいいですね。

新緑の季節とは違った美しさがありますね。
iPhoneのパノラマ機能で撮影。

上高地はカラマツが多いので赤い景色ではなく黄色の景色です。
それでも美しい景色があちこちにあり、十分楽しめます。
もし、赤色も欲しいというのなら、日本一の紅葉、涸沢カールまで行くべきでしょう。あのナナカマドの紅葉は一度見たら忘れることできませんからね。しかも、3週間から一か月近く早い紅葉のピークを迎えますのでご注意を。
上高地の黄葉、おススメです。

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