ピンク富士から冷たい富士に変化した
今朝は曇り空だったので、富士山は見えないだろうと思っていました。
ところが、海岸に出てみると意外にも富士山がきれいに見えているではないですか。
しかも地上では日の出は見られないほど大きな雲が東側にはあったのですが富士山には光が当たったようでピンク色に染まっています。
曇り空でも富士山はやはり美しい。
思わず1枚、2枚と写真を撮りました。
しばらく見ていると富士山の雪の積もっていない辺りまで光が当たってきました。
そして山頂の少し上に小さな雲ができて来ました。
この辺りまでが、ピンク色に染まる富士山の美しい時間帯です。
この先富士山全体に光が当たって来るとピンク色は褪せてしまうので、富士山を見るのをやめて、東の方向、つまり太陽が出る方を向いて景色の変化を見ていました。
日の出時刻から10分以上経ってもやはり太陽は出て来ません。
今日は無理だなと思い、この場所を動こうとして再び西側を向いたとき、富士山は全く違う表情になっていました。
色が褪せるどころか、光が当たっていません。
驚きました。
光の当たっていない寒くて冷たそうな富士山が聳えていました。
こんなに大きな変化が数分で起こる富士山に今日は驚きながらも見られてよかったと思いました。