今が見ごろの砂防林の花・シャリンバイ
私が毎日散歩している海岸は、その海岸に沿って国道134号線という大きな道路が走っています。
その国道に強風などで砂浜から吹き上げられた砂がたまらないように、海岸と国道の間には幅20~30mほどの砂防林が何キロにもわたって植えられています。砂防林の主体はクロマツなのですが、海からの潮風がもろに当たる所には低木のマサキやトベラ、シャリンバイなどが植えられています。
この中でシャリンバイが今元気よく花を咲かせています。
つまり花盛り、見ごろなのです。
白い花が殺風景な砂防林に明るさを与えてくれているのです。
海岸ではジョギングや、犬を連れての散歩、私のような景色を見ながら歩く人など様々なのですが、今盛りのシャリンバイに目を向ける人はほとんどいません。
少し気の毒にも思います。
確かに、ハッと驚くような美しさがあるわけでもなく、カラフルな花でもなく、派手さもないのですが、時々来る海からの強風や砂に耐えて元気よく咲いているので足を止めて写真に収めました。
たくましい花と言ってもよいかもしれませんね。