靴の消臭剤を作って試してみる

こんにちは、けいです。

情報としてはありふれているんですけど、実際どうやねん?!と思い立ったが吉日。ネットからの情報を頼りに作ってみました。とはいっても、かなりの面倒くさがりの私でも簡単に作れるものを探していたので、凝り性の方はもっと工夫して作ってくださ~い。

材料

・重曹(工業用でOK) 200g

・アロマ精油:好みのものでOK 10~最大20滴まで

・お茶パック2つ(重曹がこぼれないように網目が細かく通気性のある布を推奨)

・厚手のビニール袋 (冷凍保存バッグなど)

注釈

※重曹は実は3つのグレードがあります(医療・食用・工業)今回は消臭や掃除に使うので100均やドラッグストアで売っている「工業用」で十分です。グレードが高い物ほど品質も高いがお値段も高い(笑) ただ、肌に触れる場合(入浴剤を作るなど)は「食用」以上を推奨します。

アロマ精油は、赤ちゃんや幼児、妊婦の方のいるご家庭では、直接吸入するわけではありませんが、刺激が強くて気分が悪くなるといけないので精油は使用しないでください。また、ペットのいるご家庭もペットが中毒を引き起こすことがありますので、避けてください。重曹だけでも消臭効果はあります。安全のため、必ず守ってください。

作り方

①重曹200gを厚手のビニール袋に全部いれる

②重曹の上に精油を10~20滴いれる(ブレンドOK。ブレンドするなら3~4種類がベターかと。沢山いれても調香師クラスじゃないとわからんと思う)

③袋の口を閉めて袋の外から手で丁寧にしっかりと混ぜ合わせる。すべての重曹に香りが行き届くようなイメージで混ぜ込むと良い。

④お茶パックに詰めれば出来上がり(両足なので2個できる)

後はできた重層パックを靴の中にポイッを入れておくだけでOK

作業中に重曹がこぼれるのが不安なら新聞紙を敷いてもいいし、こぼれてもそのまま濡れ雑巾で拭けば掃除もできて一石二鳥になる(笑)使用した容器も水洗いでOKとお手軽です。

だいたい20日~1カ月程度で効果も薄くなるので交換してください(これを書いている時点で使用後10日目ですがまだ香り続行中。実験は続く)

感想

作ったその日一晩おいてみたのですが、感覚的ですが8~9割近くはあの独特のモワ~とした嫌なにおいが消えてました。靴箱がなく外に置きっぱだったので玄関にレモングラスの香りが(笑)ついでに玄関の消臭もしてんじゃねーか?と思ったぐらいです。使用した靴はスニーカーです。現在10日目ですが消臭効果は持続してます。靴下も消臭されてるのか、靴をぬいでもそんなに臭くない。最初は靴下にレモングラスの香りが移ってた(笑)100%消臭とはいかなくても、ここまで軽減されてれば及第点じゃなかな~と思います。ハイソックスやパンスト(2重推奨)で作れば、ロングブーツでも使えるかも、な~んて想像しました。

使用後の活用方法

重曹といえば掃除。重曹ペースト作るなり、水垢にふりかけてスポンジやブラシでこするなり、重曹スプレーを作ってもよいかなと。私個人の使い方としては、片足分は水洗トイレのタンクの中にポイッといれる。もう片足分は排水溝掃除に使う。重曹ふりかけてさらにクエン酸ふりかけて熱湯をかければ化学反応起こして泡立つ(二酸化炭素が発生)この泡が汚れに入りこんで浮き上がらせるので軽い汚れならこれだけで落ちる。後は残った汚れを落とせばいいだけ。いや~便利やわ~。このシュワシュワと泡立つのを見るのが結構私は楽しいです。

使用したアロマ精油

ここからは興味あるなしで読むか読まないかにわかれると思うので、もういいやと思ったら閉じても全然OKです。時間のあるかたはお暇つふしにでもどうぞ。

今回使用した精油。ハッキリ言えばベタです(笑)合計20滴使用しました。精油はお世話になっている「生活の木」様の商品を使用してます。

ティートゥリー 5滴

ユーカリ・グロブルス 5滴

レモングラス・東インド型 7滴

ラベンダー 3滴

消臭は重曹が頑張ってくれるでしょう。皮脂や汗などの匂いは酸性の性質をもっているので、弱アルカリ性である重曹が中和消臭させます。ユーカリの成分(シネオール)も悪臭成分を中和させ無臭の安定物質に変化させるようです。ユーカリすげぇな。

さて、悪臭が発生するには皮脂や汗の栄養があれば、それをエサにする雑菌がいるわけでして、雑菌をやっつけないといけないってことで採用したのが上記の精油たちです。

ティートゥリー…インフルエンザが流行する時期になるとバカ売れする精油(汗)主成分がテルピネン-4-オールという抗菌、抗真菌、抗ウイルス、抗炎症作用がある成分であるので、風邪やインフルエンザなどの感染症、呼吸器系の不調や花粉症にも効果がある。ついでに抗真菌作用で水虫対策にもなる

ユーカリ・グロブルス…某製薬会社の塗る風邪薬にユーカリ油が調合されているので「あ。この香り知ってる」と思う人がいるはず。主成分に1,8シネオールという抗菌、抗ウイルス、抗炎症、去痰作用がある成分なので、風邪やインフルエンザ、呼吸器系の不調、花粉症の改善にも効果がある。花粉症改善にはユーカリは外せないと思う。

レモングラス…2019年の夏頃に朝の情報番組「あさイチ」でレモングラスの精油が水虫に効くと取り上げられて一時期在庫薄になった記憶があります。主成分がシトラールという抗菌、抗真菌、抗炎症、抗ヒスタミン、鎮痛、鎮静作用がある成分です。水虫対策と爽やかなレモンの香りが欲しかったので採用。

ラベンダーは省略。オールマイティに香りにとけこみ調和させるので、バランス調整のためいれただけ…なんだが、今回のレシピには意味がなかったかも(汗)レモングラスの香りが強すぎたぁぁぁ(泣)

一応、香りの持続時間てことも考慮してだね、作ったわけよ。ティートゥリーやユーカリーはトップノートだけだから瞬発力はあるけどすぐに香り消えるから、持続時間が長めのレモングラス、ラベンダー(ともにトップ~ミドルノート)を使ってみようと。で、レモングラスを多めにいれたら、ラベンダーがどこかにいったと(汗)主張強すぎやねん、レモングラス…。次回作るときは同じ配合比でやってみよう、うん。

余談ですが、重曹の中に精油を入れて香りをかぎながら配合していきましたが、もし、調子がおかしいと感じたら迷わず中断するか、作業中は換気をするとかして下さいね。今回、作業している私の近くにいた娘が「ママー、なんか目が痛い」と訴えてきたので即換気したぐらいです(どの精油成分に反応したかまではわからん)

では、お時間ありがとうございました。何かの参考になれば幸いです。

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