【 CREATOR INTERVIEW 】#038 イラストレーター みやざき こゆるさん
CREPOSはクリエイター様向けのポートフォリオ機能に加え、VRやARなどのXR制作を応援する「CREPOS XRサポートプログラム」、NFT制作を応援する「CREPOS NFT支援プログラム」などを運営しています。
このコーナーでは、注目のクリエイターさんの活動内容や創作の原点などをインタビューしています♪
#038は、イラストレーターのみやざき こゆるさんです。
当社が運営するキッズ向けYouTubeチャンネル『ポポキッズ』で、再生回数830万回を超える人気絵本『おとうとなんてだいきらい』のイラストを手がけたのが、みやざき こゆるさんです。
今回は、活動を始めたきっかけや制作へのこだわりについて、詳しくお話を伺いました。
Q.現在のクリエイター/アーティスト活動について教えてください
絵本、児童書、教材/教科書、漫画、パズル誌など子供向けのイラストをメインにイラストレーターとして活動しています。
Q.制作している作品のコンセプトやテーマがあれば教えてください
なるべく一目見てパッとそのイラストの前後の短いストーリーが伝わるような画面作りを 心がけて制作しています。
ただモチーフを描くだけでなく小物や背景構図,ポーズなどを駆使してそのイラストの状況やキャラクターの関係性など見る方の想像力を掻き立てるような『一行のストーリー』が思い浮かぶ絵作りを目指してます。
たとえば、絵本『おとうとなんてだいきらい』は制作時にお話をを読んだあと主要キャラクターに自分だけにわかる設定、簡単な映画みたいなキャッチフレーズをつけてイメージを膨らませました。
例えば主人公のお姉ちゃんには
・『赤ちゃん返りして黄色怪獣に大変身!大暴れ!』
・弟くんには
『お母さんを独り占め!ちょっぴりこズルいチビ怪獣!』
そうするとイラストを制作する際にこのキャラクターはこんな子だからこんな動き、表情をしそう!とキャラが頭の中で動いてくれるのでそのイメージを絵におこすというような感じで制作してました。
Q.クリエイター/アーティストとしての活動を本格的に始めたきっかけはなんですか?
イラストレーター養成学校を出たあとで創作絵本のコンテストに応募して最終選考の30人の中に入り奨励賞を頂いたのがきっかけです。
大賞には程遠かったのですが自分の世界観は通用するんだなと思ってすごくうれしかったのを覚えてます。
Q.初めて本格的に活動をした時の作品はどのようなものですか?
年賀状の干支の小さいイラストを描いたのが最初にお金を頂けたお仕事です。あと実は「森のえほん館」さんの絵本作画のお仕事が初めての本格的な大きなお仕事でした。
確か『おおかみしょうねん』の童話の挿絵の制作だったと思います。
Q.制作の上で信念や大切にしていることがあれば教えてください
クライアント様からご依頼いただき制作することが多いので、イラストを使う媒体やクライアントさんがどういうイラストが欲しいのか?など相手の立場を考えながら制作するようにしています。
あと日常の中で『これはイラストのテーマで使えそうだな』というふとした出来事などにも常にアンテナ貼って逃さないよう心がけています。
Q.クリエイター活動を通して、自己実現できたことや問題解決できたこと、達成できたことはありますか?
ずっとやりたかった絵本や表紙のお仕事などをたくさんご依頼いただけるようになったことです。
絵本作画の制作ではありますが、紙の本での出版では7作品ほど作画を担当しました。あと今年からパズル誌の表紙のお仕事も制作しています。
Q.活動の中で苦しかったこと、挫折などはありますか?
イラストの案件のご相談を受けるとき、イラストのコンペ形式の時も多々あります。そんな中で落ち続けてしまうとやっぱり凹んで自信を無くす時もありました。
でもイラストレーターを長くしてると「今回は縁がなかったのかな、次がんばろー!」という感じに切り替えられるようになりました。
Q.活動を通して、生活が変化したことなどはありましたか?
イラスト制作以外のことで映画、本、ゲームなども好きで見たり、遊んだりするのですが「あっ、この発想面白いな」とか「これは創作に使えそうだな」と常にアンテナを張って生活するようになりました。
イラストだけの生活だと視野が狭くなってしまうので絵以外のエンタメでアイディアなど取り入れるようにしてはいます。
Q.現在力を入れている活動があれば教えてください
これからやりたい事と少しかぶってしまうのですが、今のお仕事と平行してオリジナルの漫画や絵本を制作して、どんどん発信していきたいなと考えています。
Q.これからやってみたいことはありますか?
小さいころから漫画が好きで漫画家になりたかったのもありまして、まずは漫画をちゃんと1作品描いてみたいです。学習マンガ、児童書シリーズなどの作画のお仕事もしたいですし、これからオリジナルの絵本もたくさん描いてコンテストなどにも挑戦しようかなと思っています。
やりたいことがありすぎまして...NFTなども今とは違う絵柄でやってみたいですね。あとyoutube,イラストグッズ販売などなど...もう書ききれませんー!
PRがあればどうぞ!
絵本、児童書、教材/教科書、漫画、パズル誌など子供向けのイラストをメインに児童書イラストレーターとして活動しています。わかりやすくて使いやすく、一目でストーリーを感じるイラストを心がけています。絵本、児童書、教材など伝わるイラストならおまかせください!
今回はイラストレーターのみやざき こゆるさんさんにお話を伺いました。
みやざき こゆるさんのイラストは、どのキャラクターも感情豊かで生き生きとしていて、とても魅力的。
CREPOSのスタッフも、長男の赤ちゃん返りの時に『おとうとなんてだいきらい』に助けられ、とても感謝しているそうです。
今回、その背景にはキャラクターの設定をじっくりと膨らませるこだわりがあると伺い、とても感動しました。素敵なお話を聞かせていただき、ありがとうございました!
他のクリエイターのみなさまにも、このインタビューがぜひ参考になれば幸いです。
今後もこちらのコーナーでは、NFTやXR作品を手掛けるクリエイターさんやCREPOSで活躍するクリエイターさんをインタビューしていきますので、次回もお楽しみに。
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