【 CREATOR INTERVIEW 】#034 イラストレーター・秋岡美絵子さん
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このコーナーでは、注目のクリエイターさんの活動内容や創作の原点などをインタビューしています♪
#034は、イラストレーターの秋岡美絵子さんです。
白の主線を中心に、優しく温かな作風が魅力的で、企業や個人を対象としたイラスト制作の分野で活躍されている秋岡美絵子さん。活動を始めたキッカケや制作のこだわりなどを詳しくお聞きしました。
Q.現在のクリエイター/アーティスト活動について教えてください
主に企業様からご依頼をいただき、書籍や雑誌の挿絵、広告、紙雑貨のイラストなどで活動中です。
Q.制作している作品のコンセプトやテーマがあれば教えてください
「アイシングクッキーみたいなイラストを描きたいな」と思った事が今もコンセプトになっていると思います。なので、メインのイラストの実線は白で描いています。
世界の美しいテキスタイルや装飾などを見るのも好きなので、様々なテキスタイルは制作に大きく影響していると思います。
Q.クリエイターとしての活動を本格的に始めたきっかけはなんですか?
結婚や夫の転勤により広告制作会社を辞めて、デザインやイラストから離れた生活をしばらく送っていた中、もう一度イラストを描いてみたいと思ったのは「カールじいさんの空飛ぶ家」という映画を観に行った時に購入したアートブックがきっかけでした。
そこにはデジタルで描かれたイラストが沢山載っているのですが、「デジタルで、こんなアナログ感のあるイラストが描けるのか!!」と衝撃を受けました。
そして、自分もデジタルでイラストを描いてみたいと思い、すぐにWacomのペンタブを購入しました。
すぐにイラストレーターとしてお仕事をいただいたわけではなく、オリジナルでイラストを描いてインスタにアップしてみる→友達や知り合いからウエディングボードなどの依頼をいただく→企業さまからお仕事のお声がかかる…といった具合でご縁が繋がって、今に至っています。
Q.初めて本格的に活動をした時の作品はどのようなものですか?
日東書院様の「焼かずに作れる!! 陶器みたいなねんどのアクセサリー」(くまだまり・著 )の図案イラストのお仕事です。最初は図案だけのご依頼だったのですが、書籍の挿絵も追加でお願いされた時は「図案が好評だったのかな?」と、嬉しかったです。
ちょっとした挿絵ですが、全ページの雰囲気に合わせて挿絵を考えるのが、当初の私には大変だった思い出があります。
Q.制作の上で信念や大切にしていることがあれば教えてください
数多くのイラストレーターがいる中で、私のイラストを選んでいただいたご縁を大切に思って制作に取り組んでいます。
広告制作会社でデザイナーとして仕事をしていた時に、文字組みなどでコンマ何ミリの調整や、空間の使い方、余白の大切さなどを学んできたので、イラストでも自分が納得する位置にモチーフが配置されているか細部まで調整するなど、デザイナーとしての経験が今の制作にも活かされていると思っています。
Q.クリエイター活動を通して、自己実現できたことや問題解決できたこと、達成できたことはありますか?
2022年に三井不動産リアルティ様のカレンダーのイラストを12ヶ月分描かせていただいた事が、今でも大きな自信に繋がっています。
タイトなスケジュールだった上に当時バイトもしていた事もあり、それこそ寝る間も惜しんでの制作だったのですが、制作している時はアドレナリンがドバドバ出ていたのか、とても楽しく全イラストを描き上げる事が出来ました。妥協することなく細部まで描き込めた事も、とても満足しています。
Q.活動の中で苦しかったこと、挫折などはありますか?
配色で悩む事が多いので、もっと配色のセンスを磨きたい!という目標があります。
Q.活動を通して、生活が変化したことなどはありましたか?
イラストを納品した後に「社内でイラストがとても好評でしたよ!」などのお褒めのお言葉をもらう事もあるのですが、やっぱりとても嬉しくて、イラストレーターとしての活動を通して、誰かの心を少しでも動かす事が出来た!お役に立てた!と思える瞬間が、自分の生活に彩りを与えてくれるし、生きる原動力にもなっています。
Q.現在力を入れている活動があれば教えてください
イラストをご依頼いただくと俄然やる気が出て「いいもの描くぞ〜!」とスイッチが入り、依頼に合わせてイラストのアイディアやビジュアルが湧き出てくるのですが、自分ひとりでの制作となると「何を描こう…」と手が止まってしまう場合が多いです。
だから、オリジナルイラストというものが、他のイラストレーターさんと比べても圧倒的に少ないと思います。
きっと絵を描くためのインプットが少ない事もあると思うので、もっと視野を広げてインプット量を増やす活動をしていきたいと考えています。
Q.これからやってみたいことはありますか?
本の装画も、もっとやってみたいですし、お菓子などの商品のパッケージイラスト、児童書や教材などのカットイラストもやってみたいです。
あと、以前お仕事で、神戸・中央区役所の健診スペースの各部屋のドアの動物のイラストを制作させていただいた時に、地元神戸のお仕事が出来た事がとても嬉しかったので、もっと神戸に関わるお仕事も出来たらと思っています。
PRがあればどうぞ!
神戸在住のイラストレーターです。
大人可愛いデザイン性のあるイラストが得意です。
私自身が歌やダンスなどに感動して心を動かされる事が多いので、自分もイラストを通して少しでも誰かの心にパワーを届けられる活動が出来ればと思っています。
昔から、リーダーとしてみんなを引っ張っていくというような性格ではなく、補佐的立ち場で人を支える事に喜びを感じるので、仕様が決まっている中でディレクター様やプランナー様のご要望に合わせて、必要なイラストを制作するというイラストレーターという仕事は自分の天職だと思っています。
沢山の素敵なご縁をお待ちしております。よろしくお願い致します。
今回はイラストレーターの秋岡美絵子さんにお話を伺いました。
秋岡美絵子さんは、デザイナーとしての経験を活かし、現在イラストレーターとして活躍されています。今回のインタビューで、一度はイラストから離れた後、再びご縁がつながったエピソードを伺うことができました。秋岡さんのイラストに対する情熱や行動力に触れ、大変感動しました。素晴らしいお話をありがとうございました!素敵なお話をありがとうございました!
他のクリエイターのみなさまにも、このインタビューがぜひ参考になれば幸いです。
今後もこちらのコーナーでは、NFTやXR作品を手掛けるクリエイターさんやCREPOSで活躍するクリエイターさんをインタビューしていきますので、次回もお楽しみに。
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